ペットとの暮らしが充実! アニマルコミュニケーション
あなたはペットを飼ったことがありますか?犬を飼ったことがある人ならば、毎日のお散歩や餌やり、トイレトレーニングなど、ただ可愛いだけでは飼えないことをご存知でしょう。
「いまは仕事中だよ」「ちょっと出かけてくるね」などと呼びかけても、当然日本語は伝わらず、一生懸命にあとを追いかけてくる犬に困ってしまう飼い主の方もいらっしゃるのではないのでしょうか。もし、自分の可愛いペットと話すことができたら…あなたのペットとの生活は格段に変わるでしょう。今回はそんな動物たちと話す方法「アニマルコミュニケーション」についてお話していきます。
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アニマルコミュニケーションとは?
普段、動物と日本語で対話することはないので「このハムスターは何を考えているんだろう?」「人間のようにものを考えたりすることはなくて、ただ生きているだけのかな?」と思いをめぐらせたり、動物の心の中を推し量ることは難しいです。動物と人間が話せるわけがないという方もいらっしゃると思います。
もちろん動物たちがアニメや映画のように日本語を発音するわけではありません。人間たちが言語で会話しているように、動物たちはテレパシーで会話しています。同じように動物と人間もテレパシーで会話できるのです。これがアニマルコミュニケーションというものになります。
感覚や感情、風景のイメージなどをテレパシーで送りあうことによってコミュニケーションが成り立ち、動物たちが何を欲したり不満に思ったりしているのか理解することができます。このテレパシーの能力は、人間は誰でも生まれつき持っているのですが、普段使わない第六感のような能力なので、ほとんどの人が使えることに気づいていません。
人間には五感がありますが、普段その五感をどのような割合で知覚しているかというと
視覚:83% / 聴覚:11% / 嗅覚:3.5% / 触覚:1.5% / 味覚:1%
という割合になり、視覚を最もよく使っています。目で見て物事を判断しているため、物理的な物事に支配されており、テレパシーのような目を使わない感覚を忘れてしまっています。
しかし、この第六感とも呼べるテレパシーの力を発達させることで、正確にペットの気持ちを知ることができ、お互いの生活の質を格段に向上させることができます。
アニマルコミュニケーションを使ったセラピーの実例
アニマルコミュニケーションを仕事にしている方をアニマルコミュニケーターと呼びます。彼らは「ペットと会話して気持ちを聞いてほしい」という依頼を日々受けており、アニマルコミュニケーションによってどのようにペットとの生活が改善できるのか、依頼の実例を知るとわかります。
実例①
<依頼経緯>
ある日突然、ペットの犬がエサを食べなくなってしまった。明らかに元気がなく、まったく遊ばなくなってしまった。飼い主のほうを見て何か言いたそうな雰囲気をしているが、何日経ってもご飯を食べようとしないので、飼い主が心配になってアニマルコミュニケーターへ依頼した。
<ペットとの会話内容>
飼い主が犬に「避妊手術をしよう」と人間の言葉で話したところ、犬は避妊手術と理解しておらず、「自分が病気になって飼い主に嫌われたのではないか」と不安に思い、元気がなくなっていた。
<結果>
アニマルコミュニケーターが避妊手術であることをテレパシーで伝えたところ、対話が終わった10分後くらいに、お皿にあったエサを完食した。散歩も次の日から元気に行くようになった。
実例②
<依頼経緯>
とある保護犬を古い保護施設Aからきれいな施設Bに移したところ、もともと性格は明るかったのに元気がなくなり、部屋の隅にうずくまったまま散歩も行かなくなって、自分の殻に閉じこもるようになってしまった。以前と正反対の暗い性格になってしまったのはなぜか不安に思い、アニマルコミュニケーターへ依頼した。
<ペットとの会話内容>
前の保護施設Aは山の中で開放的な場所だったのに、新しい施設Bでは牢獄のような壁ばかりの閉鎖的な部屋に入れられており、息が詰まっている。また、引っ越しすることを事前に伝えられておらず、「自分の意見を誰にも聞いてもらえないまま勝手に移された」と感じて不満に思っている。仲が良かった前の施設のスタッフは新しい施設におらず、知らない場所に連れてこられて拗ねている。
<結果>
人間との信頼関係が揺らいで拗ねている状態だったため、人間の言葉でいいので毎日「ごめんね」と話しかけるなど、信頼関係を取り戻せるような行動をアニマルコミュニケーターからスタッフに指導した。
上記の2つの実例のように、動物は人間と同じように感情があり、動物の思っていることと人間の思っていることがずれていると、関係性もすれ違ってしまいます。動物には人間と似た感情(引っ越しの前に許可をとってほしい、好きな相手に嫌われたくない)もあれば、異なる視点(きれいな施設だから快適なわけではなく開放感がある場所がいい)もあります。言葉で通じない物事はテレパシーを通じてお互いに話し合うことで、相手を尊重したり、行動を変えることができ、共同生活もしやすくなります。
ペットロスの方にも
ペットロスとは、愛するペットを亡くすことで飼い主が心に穴が空いたような喪失感に襲われることをいいます。何年もペットロスに苦しんでいる人もおり、乗り越えるために新しいペットを飼う人もいますが、ほかの方法としてアニマルコミュニケーションがあります。アニマルコミュニケーションでは、写真を通して亡くなったペットとも会話ができるからです。
写真を通して亡くなったペットと対話してわかるのは、亡くなったあと2週間〜1ヶ月ほどは魂として家にいること、飼い主が悲しんでいる様子を見て悲しんでいることだそうです。飼い主がずっと悲しみにくれているとなかなかペットもあの世に逝けず、「自分のせいで飼い主が悲しんでいる」と負い目を感じているそうです。
そのため、アニマルコミュニケーターがそのことを伝えて飼い主が理解し、元気な姿を見せるのが一番の供養になるのです。
亡くなったペットには水やエサなどの御供物をするよりも、「元気にしてね」「私は大丈夫だよ」といった言葉を口に出して毎日言うことが供養になり、飼い主に笑顔が戻ると「もう大丈夫だ」と感じて天国に行き、2年ほどで生まれ変わるそうです。
生前の動物は無条件に人間を癒してくれますが、死んでもなお飼い主のことを心配していることをテレパシーで知ると、多くの飼い主は心が前進します。人間のためにもアニマルコミュニケーションは非常に役立ってくれます。
アニマルコミュニケーションを覚えるには
ここまで画期的なアニマルコミュニケーションについて知ると、仕組みややり方を覚えたい! という方もいると思いますが、独学はおすすめしません。すでにお話したように、第六感という普段使わない感覚を使っていくため、教わる先生によって感覚を強化できるかどうか変わってきます。しっかりと実績のあるスクールに通って身につけることをおすすめします。
また、アニマルコミュニケーションを身につけるにあたって、以下のポイントを抑えておくとよいでしょう。
・ペットを飼っていること(いつでも会話できる動物がいること)
・自分のペット以外とも会話できるようにすること(自分のペットの癖は知っていて当然なので、会話している内容が妄想でなく事実だと確認するために別のペットで練習することが必要)
・イマジネーションの練習をすること(視覚を使わずイメージでやりとりするため)
・毎日瞑想を継続すること(イメージ力、集中力を高めるため)
・たくさん失敗すること(うまくやろうとして会話の数を減らさないこと)
・ペットと会話するときは挨拶して名乗ること(人間と同じように、見ず知らずの人に話しかけられたら無礼と感じて話してもらえないため)
上記は基本的な内容なので、詳しくはスクールの先生などから実践を通して指導してもらうとよいでしょう。
アニマルコミュニケーションも習得できるスピリチュアルスキルとは?
まとめ
テレパシーで会話できるのは不思議かもしれませんが、アニマルコミュニケーションはペットとの理解が深まるなどいいことづくしです。ご自身のペットとお話してみたい! という強い意志がある方は、アニマルコミュニケーターに依頼したり、スクールに通われてみてはいかがでしょうか。