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【エニアグラムの裏面】スピリチュアルカウンセラーが知っておくべき人間の裏面

 2021/07/07 カウンセラー スピリチュアル この記事は約 9 分で読めます。 821 Views

スピリチュアルカウンセラーとしてもっとも知っておくべきことは何でしょうか? 必要な知識はさまざまです。霊感のこと、内面のこと、宇宙のこと、世界のこと、自然のこと、、、そして何より知っておかなくてはならないのが「人間そのもの」のことです。

 

スピリチュアルカウンセラーは、人生のポジティブな面を依頼者とともにみていく存在ではありますが、人間はポジティブな面ばかりではないのは誰しもが知っています。ただ、占いやスピリチュアルカウンセリングを好む方は、比較的、ネガティブな感情にひっぱられる傾向があるのです。よって、できる限り前向きに、人生の良い面を照らしながらともに歩んでいくのもスピリチュアルカウンセラーの仕事のひとつです。

 

そうした面があるのも人間です。個別の人というよりは人間そのものを知り、さらに深く知っていくことで、依頼者の人生を深く導いていくことができるのです。

 

スピリチュアルカウンセラーが知っておくべきエニアグラムの9つのタイプ

 

2000年前のアフガニスタンの伝承によると、人間は9つのタイプに分けられるとされます。それぞれ本質的な性格が人間は2000年以上の間、変わっていないのです。このタイプ分けは、イスラム教のスーフィー派に、人間を知る上での秘伝として受け継がれました。現代でもこの分類は残存しており、米スタンフォード大学の心理学者が現代に蘇らせたのです。この分類を『エニアグラム』と呼びます。スピリチュアルカウンセラーが知っておくべき基礎知識のひとつです。

 

エニアグラムによると、人間は、9つのタイプに分類されます。各タイプは「完璧を求めるタイプ」「愛情をふりまくタイプ」「成功に価値を置くタイプ」「独創的でありたがるタイプ」「知的好奇心を重んじるタイプ」「庇護欲をくすぐるタイプ」「楽観的すぎるタイプ」「リーダーシップで突き進むタイプ」「平穏無事を好むタイプ」にわかれます。

 

エニアグラムのタイプはくっきりとわかれ、各タイプが色濃く出現する傾向にあります。どのような人もこの9つのタイプに当てはまりますので、人間を知っていくことで、スピリチュアルカウンセラーとして深い導きができるようになるはずです。

 

エニアグラムを用いて各タイプをどのように導いていく?

 

エニアグラムそのものは、書籍がたくさん出ていますし、Web(インターネット)にも、タイプ分けのヒントが多く掲載されています。そのため、エニアグラムをそのまま用いることは推奨されません。ただ、エニアグラムをスピリチュアルカウンセラーが活用する場合に知っておくべきことは、各タイプの「裏面」です。

 

人間の裏面を知り、「囚われ」に対しクライアントに気づきを与えて、成長を促すのがスピリチュアルカウンセラーの仕事でもあります。では、エニアグラムの各タイプの裏面とはどのようなものでしょうか。

 

「完璧を求めるタイプ」

 

完璧を求めるタイプの人は、自他共に「完全であること」を重んじています。それが過剰であるからこそ、苦しんでいるのですが、イライラを見せるのは完全ではないので、ストレスをためながら隠しています。

 

よって、ストレスが非常にたまりやすいタイプなのですが、スピリチュアルカウンセラーとしてできるアドバイスは「ありのままの自分」への導きです。といっても、完璧主義者には難しいのですが、「完全でありたい」「ありのままの自分が愛されるなんてありえない」と思っている人こそを、少しリラックスして、自分を全肯定してください。

 

「愛情をふりまくタイプ」

 

愛情を振りまくタイプの人は、それで他者を思い通りに操作できることを幼い頃から知っています。コミュニケーション力も高く、愛情をばらまき、見返りを求めず、いつだって周りから大切にされてきたタイプの人は、実は相手を操作する傾向があるのです。

 

そこで、もっともっと「手放すこと」を伝える必要があります。スピリチュアルカウンセラーは、何度か対面した、あるいは初対面の依頼者の性格を相手の空気感からつかみ、うまく言語化していく仕事でもあります。温かく献身的に感じられる依頼者は、実は特別な関係が築けなくて悩んでいます。それなら、一度手放してみると意外と良い結果が得られることを知る必要があります。

 

「成功に価値を置くタイプ」

 

成功に価値を置くタイプもいます。勉強も仕事も恋の成就も、すべて自分のステータスを高めるためにあると考える人です。こういう人は、情緒的なつながりに飢えています。ステータスがあるからこそ愛情を得られると考えるタイプなのです。

 

スピリチュアルカウンセラーが伝えるべきは、「失敗にも価値がある」「負けた人にも人生がある」そして「人生には価値がある」という社会の基本的な規範です。勝負に負け、結果がでなければいきる価値がないと考える性格の方ですが、一方で「勝てる戦いしかしない」という欠点も存在します。失敗にも価値があり、勝てる戦いしかしないのは、人間としての成熟とは正反対の態度だと、伝えることもスピリチュアルカウンセラーの仕事です。

 

「独創的でありたがるタイプ」

 

世の中には、個性的であろうとする人がいます。独創性をこじらせるといいますか、非常に魅力的で能力も高くありながら、自尊心が著しく低いため、すぐに落ち込むのです。こうした人は、長期の依頼者になりがちですが、過度の依存は禁物だということを根気強く伝えていく必要があります。

 

激しい内面と感情の起伏が、独創性を生んでいるのですが、一方で子供っぽさを残しており、その裏面として、依存心が強いのです。自分で人生を引き受けていく姿勢を身につけたとき、独創性がさらに輝き、自立してさらに魅力的な人間へと成長できることを根気良く伝えていくことがスピリチュアルカウンセラーに求められます。

 

「知的好奇心を重んじるタイプ」

 

知的好奇心を重んじて、どちらかというと引きこもって本を読んでいたいタイプの人に、スピリチュアルカウンセラーが伝えるべきことは、行動の価値です。もちろん、わかっているからこそスピリチュアルカウンセラーの元へやってきたのですが、こうしたタイプの人は、親しい人が経験した内容を疑似体験として自分のモノにしてしまう傾向があります。

 

知性があって、観察眼に優れているのですが、行動力が欠けている依頼者に対して、疑似体験よりも人生の機微を知っていくこと。行動して、あとから自分の時間を確保して、幸せをかみしめれば良いことなどを根気良く伝えていくことで、好奇心に行動が合わさって、成長につながります。

 

「庇護欲をくすぐるタイプ」

 

どこまでもリスクを多く見積もるタイプの人はいます。このタイプの人は非常に警戒心が強く、つねに慎重で、冒険を一切しません。また、疑い深く臆病で、庇護欲をくすぐる性格をしています。力のある人から可愛がられ、自分の身を守ってきたのです。

 

ただ、世の中リスクのないものは存在しないので、警戒しすぎると人生が前に進みません。臆病さが人生の停滞を生んでいる場合は、スピリチュアルカウンセラーとして、少しオープンマインドを伝えてみる必要があります。また、自立心に欠けるので、石橋を叩いて渡らないのではなく、せめて慎重に渡ってみることを伝えるのもいいでしょう。

 

「楽観的すぎるタイプ」

 

楽観的なタイプは存在します。人生の良い面だけを見て、自分は最高だと常に思って自分を賞賛しまくっているタイプです。ナルシストで自己愛が強いので、批判には一切、耳を貸しません。誰がなんといっても、自分は素敵だと思っているからです。

 

こうした人は、裏面として地に足がついてない部分があります。やりかけの趣味や習い事は多数存在し、いい加減にしたままの仕事も多数あるのですが、次々と気が移っていくので本人は意に介しません。そうした態度は、成熟とはほど遠いので、少し落ち着いて、ひとつずつ人生の機微と向き合っていくことを助言するといいでしょう。

 

「リーダーシップで突き進むタイプ」

 

生まれたときからリーダーシップを持ち、誰もがいつのまにかついていきたいと思ってしまうタイプの人もいます。内側に強い正義感を持ち、不正義などが大嫌いな人だからこそ、みんなが安心してついていきたくなるのです。

 

ただ、弱みを見せたり、情緒的な部分を見せたりするのを極端に嫌うタイプなので、根気強く、人生や感情にはグラデーションがあることを伝えていく必要があります。内面は豊かなものであり、人間の奥深さを知ったとき、痛みを知ることでリーダーとしても人間としても、依頼者は大きく成長できること。そして、ごくごく親しい人や、スピリチュアルカウンセラーには、弱みを見せても拒絶されないということを伝えましょう。

 

「平穏無事を好むタイプ」

 

自分を抑えて、感情を殺して、周りとの調和を重んじてきたタイプの人には、スピリチュアルカウンセラーは、たまには優柔不断を卒業して、きっぱりと決断することも価値なのではないかと伝えていくのがいいでしょう。

 

とにかく摩擦を嫌い、相手と一心同体になって同じ感情を共有しようとするわけですから、決断には痛みを伴います。温厚で、優しく、ニコニコしていて魅力的な人ですが、自分で決められないのでスピリチュアルカウンセラーを頼っているのです。代わりに決断するのではなく、決断できるように自立を促す、そうした関係性を構築していけるようスピリチュアルカウンセラー側も努力する必要があります。

 

最後に

 

人間には色々な性格がありますが、タイプは主に9つだと、古代アフガニスタンから伝わっています。スピリチュアルを通じて、人の役に立ち、相手の悩みを解放し、より導いていきたい、本当の意味で、精神性の高い生活がしたい・・・。そう思われるのであれば、今回のエニアグラムの学びとともに、スピリチュアルカウンセラー養成講座をぜひ受けてみてください。

 

25年で4万人以上が受講した、オリジナルのスピリチュアルカウンセラー養成講座で、霊的にあう本物の師と出会いましょう。人間をもっともっと知り、よりよい体験をクライアントに提供し、スピリチュアルカウンセラーとして活躍できるようになります

 

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