恋が成就するだけじゃない！　願いを叶える満月のパワー

先日、今年の「中秋の名月」がテレビのニュースなどでも報じられ、話題になりましたが、秋は月が明るく、美しくみられるシーズンです。また、最近では秋の月以外にも「スーパームーン」と呼ばれる、いつもより大きくみられる満月にも注目が集まっています。写真映えも抜群の満月ですから、SNSのタイムラインにもたくさんの月の画像がアップされていたり、マスコミで取り上げられる機会も多くなっています。

いまや月の観測もちょっとしたブームになりつつあるようですが、月はそもそもとてもスピリチュアルなモチーフ。「月にお願いしたら恋が叶うって本当!?」 「満月に向かってお財布を振ったら、臨時収入があるらしい」そんなおまじないのような話もよく聞かれますが、実は満月にはすごいパワーがあるのです。

古くから、月を愛でる習慣のある日本人

十五夜にお月見をして、中秋の名月を楽しむのは日本の秋の風物詩です。日本の美は「雪月花」といわれるように、季節ごとの自然の美を愛でる習慣のある日本人には非常になじみの深いものがあります。秋は空気が澄んでいるため、特に美しい月が眺められるといわれており、すすきにお月見団子を飾って、月を眺めるという風流な「お月見」という風習もあります。

そして、日本最古の物語といわれ、月が重要なモチーフとなっている「竹取物語」も良く知られていますね。光り輝く竹の中から見つかった主人公のかぐや姫が成長し、やがて月の都へ帰るというこの物語からも、日本人は昔から月を神秘の対象として捉えていたことがうかがえます。 

また、日本では「月にはウサギが住んでいる」といわれたりもします。これは月を眺めると黒く見える、いわゆる「月の海」の部分が、ちょうど2匹のウサギが餅をついているように見えるためにそう言われるそうです。ただし、このように表現するのはほぼ日本だけで、外国では、大きなハサミをもったカニに見えるとか、女性の横顔に見えるなどと、国によって異なる見え方をしているようで、とても興味深いですね。

十五夜は満月とは限らない！

今年2021年の「中秋の名月」は9月21日でした。名月というくらいですから、澄み切った夜空に大きく浮かぶ満月を想像してしまいますよね。しかし、中秋の名月は「十五夜」ともいわれますが、これは旧暦で8月15日に当たる夜をそう呼ぶもので、実は毎年必ずしも満月になるとは限らないのです。

旧暦は新月の日を1日として数えていきますが、実際の月の満ち欠けによる新月から満月までの日数は常に変動していて、時期により13.9〜15.6日かかるといわれるので、むしろ十五夜と満月は合わないことの方が多いのです。

それでも今年2021年は、満月と中秋の名月が重なりました。これは実に8年ぶりのことで、むしろ貴重な満月だったのです。幸いにも晴れて、美しいその姿を実際に観測できた地域も多かったようですね。

 ちなみにアメリカでは9月の満月を「ハーベスト・ムーン」と呼ぶそうです。日本語では「収穫の月」を意味します。日本でも中秋の名月の別名を「芋名月」といいますから、ここは洋の東西を問わず、いずれも秋の満月は収穫を祝うものということで名づけられたことが分かりますね。

女性のからだとは深い関係がある月

スピリチュアル的に、月は女性を表すモチーフといわれます。こちらも世界共通の認識のようで、ギリシャ神話にもヘカテー、セレネ、そしてアルテミスといった月の女神がいます。

実際に、女性のからだとは深い関係があるのが月。その根拠の一つは新月から次の新月まで、月の満ち欠けの期間が約29.5日なのに対して、女性の月経周期も平均すると29日と言われているので、これはほぼ同じサイクルだということです。月のリズムは女性のからだのバイオリズムにマッチしたものなんですね。

しかし、残念ながら現代では文明が進んだために、昔のように自然と調和した生活ができなくなっています。そのため、月のリズムとからだのリズムが合っていない女性も多いようですが、元来、月のリズムに合わせた暮らし方で、女性のからだは快適に過ごせるそうです。不調を感じたら、新月や満月をちょっと意識して活動してみるのもいいかもしれません。

満月には産科が大忙し！出産数の増加は科学的に証明された

実際に、かなり以前から産科のお医者さんたちや酪農家さんの間では、「満月の頃には出産が増える」と実感している人が多かったそうです。しかし、長年これといった明確な根拠のないものでした。

ところが2016年に東京大学大学院農学生命科学研究科の研究グループは、牛をモデル動物として選んで研究を行い、満月の前から満月にかけての３日間、牛の出産数が増加したことを確認しました。また、その変化は初産の牛に比べて出産経験のある牛で顕著だったそうです。

これらの研究によって満月は人間を含めた、さまざまな動物の出産に影響を与えるということが科学的にも明らかになってきたのです。 

月のパワーが、潮の満ち引きを引き起こす

そして、月のパワーを表すものがもうひとつ。干潮や満潮といった潮の満ち引きは、月が引き起こす現象だということをご存じでしたか？　潮の満ち引きを起こす力を潮汐力（ちょうせきりょく）と言いますが、これは月の引力によるものなのです。

地球から月に向かって正面にあたる海水は月の引力に引き上げられる形で持ち上がり、そこは満潮になります。さらに地球の真裏にあたる正反対の部分にも同じ力が働いて満潮になります。そして、月に対して直角になる部分の海水は低くなり、干潮になるという現象が起こるのです。

 月によって潮の満ち引きが起こるということは、いわば地球のリズムも月によって引き起こされているといっても過言ではないでしょう。月には科学的にも大変なパワーがあることが分かりますね。

新月には「始まり」、満月には「達成」のエネルギー

「月に願いを」という映画や歌もあるくらい、月は願いを叶えるシンボルでもあります。夜空にぽっかりと浮かぶ月はとても美しいだけではなく、どこか神秘的です。それこそ太古の昔からその月が持つ力を信じ、多くの人が願い事を月に託してきました。

夜空には何も見えない新月ですが、この日を境に徐々に月が満ちていくスタートの日です。そのためゼロを1にするような、「始まり」のエネルギーにもっとも溢れているのが新月なのです。一般的に新しく何かをスタートさせるときには新月の日が良いとされています。

 そして夜空にも燦然と輝く美しい満月。見るからにパワフルですが、こちらは「達成」のエネルギーに満ち溢れています。心願成就、何か達成したいことをお願いするなら満月のエネルギーを使いたいですね。さらに満月は「達成」であると同時に「完了」や「リセット」も意味しますので、月のエネルギーによって浄化、クリアリングもできるといわれます。たとえばもし、ルーズな生活習慣やしがらみのような人間関係といった手放したいものがあるのならば、それを叶えてくれるのも満月ということになります。

日ごとにその姿を変える月ですので、それぞれの段階で持っているエネルギーを正しく知って、お願い事をすることが成就への近道といえそうです。

効果絶大と評判の「月瞑想」と「満月ワーク」

「スピリチュアルを通じて世界平和を実現する」ことを目標に活動を続けている大人気のスピリチュアルカウンセラー、西川隆光先生も月のパワーを大いに利用されて願いをどんどん叶えている一人です。

西川先生は「月瞑想」という満月をイメージする瞑想法を奨励されていますが、これは仏教の基本である「八正道」をベースに、現代風にアレンジをしたオリジナルの瞑想法で、どこでも簡単にできて効果が抜群と評判になっています。詳しくは、西川先生の著書、「願いをかなえる 月瞑想」に書かれていますので、最初の一歩は手軽に、すぐにでも始めることができますね。まずはこれを読んで、実践されてみてはいかがでしょうか。 

そしてもう一つ、「引き寄せマスター導師」でもある西川隆光先生は毎月、満月の夜限定で「富と豊かさを引き寄せる満月ワーク」も行っています。こちらはなんと、嬉しいことに完全無料なんです！　LINEを使った全世界一斉のエネルギーワークなので自宅にいても、外出先でもどこでもできてしまいます。大変手軽ですし、LINEで友だちに追加しておくだけで、満月の夜には通知がくるので、何かと忙しい現代人にはとても便利ですね。

「富と豊かさを引き寄せる満月ワーク」の公式ホームページ（http://ryuukou777.com/moonlp/）を見ると、すでに利用されているのが現役バリバリのスピリチュアルカウンセラーとして活躍されているプロの方が大変多いことが分かります。このことからもこの満月のエネルギーワークの確かさを物語っていますよね。

「富と豊かさを引き寄せる」ということは、お金や経済的な成功はもちろんですが、恋愛や人間関係といった心を豊かにするものも引き寄せることが可能だということです。とても手軽に始められる西川隆光先生の「富と豊かさを引き寄せる満月ワーク」、何か叶えたいと思う願い事や、将来の夢を持っている方は、ぜひ利用してみてはいかがでしょうか。