【プロが解説】スピリチュアルカウンセラーとは、科学や医療からこぼれおちた人に寄り添う仕事

スピリチュアルカウンセラーって、何する人？

スピリチュアルカウンセラーって、どんな人が向いている？

うさんくさい？ 反科学や反医療？ ワクチンに反対したりする人じゃないの？

スピリチュアルカウンセラーについて色々な考えや、先入観があると思います。

今回は、スピリチュアルカウンセラーのプロフェッショナルが、精神性の高い仕事であるスピリチュアルカウンセラーという仕事について解説していきます。

何人ものスピリチュアルカウンセラーの弟子を取り、スピリチュアルカウンセラーの養成講座は大人気である当サイトのオーナーが、スピリチュアルカウンセラーの本質についてお伝えします。

結論からいうと、スピリチュアルカウンセラーとは、科学や医療からこぼれおちた存在に寄り添い、社会の一員として再び帰っていけるようにサポートする仕事です。

スピリチュアルカウンセラーとは？

科学や医療といった、人間の発展に欠かせない存在。それらを否定するでもなく、肯定するでもなく、ただ、事実としてそこからこぼれおちる人達に寄り添っていくのがスピリチュアルカウンセラーの仕事です。

たとえば、心を病んでしまった人を考えてみましょう。どうしても、どうしても、精神科にかかって薬を飲み、精神病の人だと烙印を押されるのが嫌だ、という気持ちは、誰しもわかるのではないでしょうか。他の病気の方がどうというのではなく、その人自身が、まだもう少しふんばりたいと思っているとき。そこでサポートできる存在が世の中にはいません。

また、敬虔な気持ちになる空間は存在しますよね。神社の裏の森や、徹底的に部屋を清掃した後など、気持ちがクリアになって、何かみずみずしいパワーがわいてくることがあります。そうした運気や敬虔な気持ちというのは、科学ではどうしようも説明できない存在です。

そして、たとえば動物が子供を失ったときや、飼い主とのとてつもなくつらい別れをしたときなど、合理的・本能的とは思えない行動を取ることがあります。それもまた、科学では説明がつきません。

そう考えると、宇宙のはじまりだってあまり解明されていませんし、麻酔がどうして効果があるのかもわからないまま医療で使われていますし、世の中不思議なことは沢山あるのです。

そうした不思議なことに少し敏感な人達が、スピリチュアルカウンセラーであり、そのクライアント（依頼者）でもあります。少し敏感な人達を結びつけ、話を聞くことで自ら解決を引き出してもらうのです。カウンセラーという言葉がつきますから、基本的には聞くことが主体で、話もクライアント主導で進みます。

本物のスピリチュアルカウンセラーって？

多くのスピリチュアルカウンセラーは、偽物というよりは霊力が少し弱いのです。身の回りを清めておらず、普段の雑念が多くて、霊的なつながりが少し弱いと考えられます。そう考えると、スピリチュアルカウンセラーが「大多数はうさんくさい」といわれてしまうのもなんとなくわかる気がします。

ただ、大金を引き出すためにスピリチュアルカウンセラーになる人はほぼおらず、誰もがクライアントの幸せを願うがゆえに、自分の霊力で何かできることがあるのではと考えて、スピリチュアルカウンセラーを目指すものです。そこを理解しているかどうかで、本物／偽物というより、霊力の強い／弱いがあるだけだということがわかるのではないでしょうか。

セッションでは何をするの？

スピリチュアルカウンセラーと、クライアント（依頼主）の対話をセッションと呼びます。セッションでは、主にクライアントが話し、スピリチュアルカウンセラーはそれを聞きながら、よりよい精神状態へとうまく導いていきます。

セッションはビジネスにおけるコーチングに近いものがあり、お仕事の話を中心に心をよくしていくのがコーチングで、精神的な話が主軸になるのがスピリチュアルカウンセリングといっていいのではないでしょうか。

魂を引き上げることがメインになりますので、相性も大切になってきます。一度お試しセッションを受けてみて、相性が良さそうなら、継続するといいのではないでしょうか。お試しセッションは格安の人もいますが、安いからと言ってお試しをくり返すのは、本当にムダと言いますか時間もお金も逆にもったいないので、この人が良いと思ったら、一途にお願いするのをおすすめします。

セッションは、一方的に癒やされるというよりは、対話を通じて自分で自分を向上させていく時間になります。課金は時間単位ですので、コンディションを整え、集中して、セッションに取り組みましょう。

セッションが満足いかない？

どうせかかるなら、霊力の強い、つまり本物のスピリチュアルカウンセラーにかかりたいですよね。ただ、人気の人は本当に多忙で、あちこちからひっぱりだこな上に、弟子入り志願者も大勢おり、日々を多忙に暮らしていますから、なかなかカウンセリングを組む時間がないのは事実です。よって、霊力の弱い人とセッションすることになるので、どうしても満足がいかないケースが多くなるのです。

構造上の問題があるので、本当にスピリチュアル的な充実感を目指すのであれば、自分自身がスピリチュアルカウンセラーの訓練を積んで、自分で自分の心の中を探っていくという手もあります。

スピリチュアルカウンセラーはどんな人が向いている？

では、スピリチュアルカウンセラーにはどのような人が向いているのでしょうか。それは、何より霊力が高い人、そして同じぐらい大切な素養に、他者貢献の想いが強い人が挙げられます。ただ自分勝手に魂の世界を解釈し、語るのではなく、クライアントに幸せになってもらいたいと、精神的な苦痛をとりのぞき、医師にも科学者にも宗教家にもできない、自分自身での気づきと成長をうながすような、そんな想いが求められます。

もちろん、霊的な力が強いことはとても重要で、前提です。

霊的な力が強いと自分で思っている人は意外と大勢います。小さい人が見える、妖精が見える、相手の感情がなんとなくわかる、雨が降りそうな予感がわかる、霊的な空間がわかる、など、日常を敏感に、丁寧に暮らしていけば、霊的な感覚は多くの人に備わっていることがわかります。

しかし、その霊的な能力を使って、他人に貢献したいと考える人は意外と少ないのです。つまり、自分のことだけ考えて、クライアントから大金を取ったり、思いつきでセッションを進めてクライアントを迷わせたり。自分勝手な人は、スピリチュアルカウンセラーに限らずどこの世界でもいます。

本当のスピリチュアルカウンセラーは、利他の心も備えているものです。相手の利益をつねに考えるのです。お金をいただくのと同じぐらい、心を預かる存在ですから、自分勝手で利己的だと、セッションも上手く回りませんし、そもそもクライアントが余計に道に迷ってしまうのです。

反科学や反医療、ワクチンに反対する？

スピリチュアルカウンセラーは、反科学や反医療、ワクチンに反対する人のようなイメージを持たれている方もいます。しかし、クライアントが熱心な反科学反医療反ワクチンでない限り、スピリチュアルカウンセラーが積極的に反ワクチンを布教して回ることはありません。

科学や医療では癒やしきれない心と肉体があることは事実です。しかし、上手に現代社会と折り合いをつけながら、世俗的になりすぎて心のピュアさが汚れてしまわないように、うまく折り合いをつけるのも大事なのです。よって、ほどよく医療や科学とつきあっていただきながら、ワクチンもその必要性をきちんと理解しながら、スピリチュアルカウンセリングを通じて、善い人間になっていただくために、セッションは存在します。

善い人になり、なってもらうために

もしもあなたがスピリチュアルカウンセラーそのものに関心があるのであれば、スピリチュアルカウンセラー養成講座を受けてしまうのもひとつの手です。霊的に高く、利他の心が強いのであれば、あなたにはスピリチュアルカウンセラーの仕事がとても向いています。

自分だけが救われたいと思うのであれば向いていませんが、他の誰かにも自分の能力を通じて善い人生を送ってもらいたいのであれば、ぜひその能力を高めて、専門性を磨き、自分自身も善い人間になりながら、クライアントに貢献していきましょう。

スピリチュアルカウンセラー養成講座は、霊的に強くて貢献の心も強いあなたにとっておきの講座です。師を持ち、体系的に学び、気持ちを新たに活動していくために欠かせない講座です。ぜひ一度、チェックしてみてください。