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宇宙の奥義「カバラ」を知って、自分を変えるきっかけに!

 2022/07/01 スピリチュアル 占い この記事は約 6 分で読めます。 822 Views

日本には「神頼み」という言葉がありますが、あなたが本当に行き詰まったとき、神様に頼ったり、運勢を占いたくなったりすることもあるのではないでしょうか。占いの種類にはさまざまなものがありますが、それらのなかには、カバラ数秘術やカバラ占星術、カバラタロットといったものもあります。

これらに共通する「カバラ」とはなのでしょうか? この世の奥義と呼ばれる「カバラ」についておさえれば、あなたの人生も開けていくかもしれません。独学で知ろうとすると「カバラ」は難しいので、今回はカバラとは何か、またそれを通して自分を変えるにはどうしたらよいかについてお話していきます。

 

「カバラ」とは何か?

占い好きなら「カバラ」という言葉は聞いたことがあることでしょう。街の占いコーナーへ行けば、気軽にカバラ数秘術で占ってもらえる機会もあるかもしれません。しかし、「カバラ」とは何かをきちんと理解して占いを受けている人は少ないのではないでしょうか。

「カバラ」とは、ユダヤ教に伝わる神秘主義のことで、この世や宇宙人間の法則が集約された叡智・奥義といわれています。神秘主義は己の内面にフォーカスし絶対的存在(神)との接点をつくる哲学で、望む者だけに教えられ、大々的に広めることはありません。

「秘めている」から神秘主義なのであり、体系化されていても仏像のような象徴をつくることもなく、教祖のようなリーダーもいません。また、秘義は「口伝」で伝えられており、「カバラ」はヘブライ語で「伝承」という意味があります。「カバラ」をよく理解している人にとっては、この世のすべての説明がつく奥義だといいます。

「生命の樹」の存在を知ろう

「カバラ」を理解するのに欠かせないのが「生命の樹」の存在です。「カバラ」の教えでは、この「生命の樹」図式化したものを用いて物事をとらえていきます。

この「生命の樹」はキリスト教の旧約聖書の創世記の章で、初めて地上に生まれた男女の人間アダムとイヴの有名なストーリーのなかに登場します。

主である神が天と地と森羅万象を創ったあとに、エデンの園といわれる場所で土と骨からアダムとイヴをそれぞれ創りました。人は生まれたばかりで獣と同様だったため裸でも恥ずかしくありませんでした。ところが悪魔ルシファーにそそのかされて、エデンの園にある善悪を知る樹(知恵の樹)の実を食べたことで知恵を得て、自分たちが裸でいること恥ずかしくなった、というストーリーです。

このとき、エデンの園の中央に善悪を知る樹(知恵の樹)とともに立っていたのが「生命の樹」で、その実を食べると永遠の命を得るとされています。アダムとイヴはエデンの園から追放されたため、「生命の樹」の実を食べることはありませんでしたが、「聖なる樹」として後の世でユダヤ教神秘主義によってさまざまな解釈がなされてきました。

 

何がすごい?生命の樹のとらえ方

「生命の樹」はいわゆる樹木の形でなく、丸と線の記号によって体系化された有名な図式があり、その図式に基づいて解釈されています。

「生命の樹」は別名「セフィロトの樹」とも呼ばれ、10個の「セフィラー」と呼ばれる丸とそれらの丸を繋ぐ22個の「パス」(小径)でできています。セフィラーは神の一部を表しています。「生命の樹」には10個のセフィラーと22個のパス、合計32個の叡智が詰まっているといわれています。

 

<10個のセフィロトと1つの秘められたセフィロト、つの世界、つの柱の図>

 

           【峻厳の柱】    【均衡の柱】     【慈悲の柱】

 

原型の世界「アツィルト」

【意志・火】・・・           ①ケテル(王冠)

 

創造の世界「ブリアー」

【知性・風】・・・ ③ビナー(理解)  ◎ダート(知識)    ②コクマー(知恵)

 

形成の世界「イェツィラー」

【情緒・水】・・・ ⑤ゲラー(正義)             ④ケセド(慈悲)

 

                    ⑥ティファレト(美)

活動の世界「アッシャー」

【肉体・土】・・・ ⑧ホド(栄光)               ⑦ネツァク(勝利)

 

                    ⑨イエソド(基礎)

 

                    ⑩マルクト(王国)

 

 「生命の樹」の図は①ケテルが樹の根っこ、⑩マルクトが樹の頂上で枝葉の先、つまり地上に生えた樹を逆さまにしたように描いています。それも意味があり、木が水を根っこから吸って葉っぱへ巡らせていくのと同じように、高次元の大いなる存在意識を司る①ケテルから、人間の普段の意識がある⑩マルクトに向かって意識の流れがあるからです。

セフィラーは列(つの柱)に沿って並んでいますが、①ケテルから⑩マルクトへジグザグに意識が流れていく方向を線で繋ぐとまるで稲妻マークのようです。これは、無限に広がっている神が自分自身を見てみたいと思ってキュッと体を縮めた時に、ダッと光が現れたのが稲妻の閃光だったからといいます。その残像が光の球体のように残ったものがセフィラーで、そこから「生命の樹」の形ができ、これが宇宙を表しているそうです。

縦にある本の柱は、左から収縮することで形をつける「厳格の柱」、バランスをとるための「平衡の柱」、エネルギーを拡大していく「慈悲の柱」の順で並んでおり、柱の上にあるセフィラーも柱の性質を併せ持っています。また、左右の柱上にあるセフィラーは左右で意味合いが拮抗しており、真ん中の柱上のセフィラーがいつもそのバランスを保つ役割をしています。

さらに、「アツィルト」「ブリアー」「イェツィラー」「アッシャー」というつの世界があるとされ、上に行くほど形がなく、下に行くほど形ができるようになっています。

 

カバラで自分に足りないものを知る

我々は、⑩から①へ向かってさかのぼって意識を合わせていくことで高次元の意識に合わせていくことができるとされています。人によって何番のセフィラーまで体感することができるか異なるそうです。

また、もっと身近に実践するなら、「生命の樹」を見て自己分析する方法があります。それはカバラ数秘術やタロット占いです。数字やタロットカードを使って占った「生命の樹」のセフィラーの配置をみて、いまの自分に何が不足しているかわかるそうです。

 先ほど説明した通り、セフィラーにはもともと適切な配置とバランスと意味づけがあり、それら現在の自分を比較することで自分の状態を確認することができます。人に占ってもらうのもよし、自分で学んで占えるようにするのもよし、どちらも実生活に活かすことができるでしょう。

 

まとめ

カバラはすべての占いや哲学の奥義といわれています。占い師に頼むのもいいですが、自身で学んでもためになること間違いなしです。

カバラは研究する角度によって解釈がさまざまあり、奥の深い教えです。宇宙の法則や人間の運命まで読み解けるとされており、人間のDNAの染色体の本数がパスと同じ22本なのにも意味があるとされる研究があるなど、現実的な解釈にも置き換えることができます。

また、中世ではカバラを知ることのできる特権を持っていたのが権力者たちだけだったことからも価値がある教えだとわかります。近代ではあのマイケル・ジャクソン氏「それぞれがカバラの教えを紐解き、高次元の意識へたどり着くことでワンネスに近づく」として音楽を通して教えを伝えようとしたといわれています。

ぜひご自身の生活の知恵、人生の叡智を掴むために活用されてみてはいかがでしょうか。

 

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