ソウルメイトと出会うには? 魂を磨いて運命の日に備えよう
精神世界を語る上で欠かせない「ソウルメイト」という言葉があります。
「ソウル(soul)」は“魂”、「メイト(mate)」は“仲間”という意味の英語です。メイトという言葉は「クラスメイト」というように、日本語としても使われますから、イメージしやすいかもしれません。ただ、学校の級友を意味するクラスメイトとはちがって、「魂の仲間」とは特別な感覚がしますね。また、あなたの魂と関係がある人がこの世にいたら、誰なのか診断してみたくなる人もいるでしょう。
今回は、ソウルメイトの定義から気になる見分け方、引き寄せ方までご紹介します。
Contents
ソウルメイトとはどんな相手なのか
ソウルメイトとは、先ほどもお伝えしたように「魂の仲間」のことを指します。あなたの過去世で関係があったり、輪廻転生をくり返しながら互いのカルマを乗り越えるために助け合ったり(カルマについては「前世の業!?「カルマ」を正しく理解していますか?」を参照)、今世で同じ目的をもって生まれる約束をしたりしている人のことです。今世の目的や使命は、生身の体の意識としては覚えていなくても、魂に記憶されていたりするものです。
ソウルメイトに性別は関係なく、異性も同性もいますし、友達・家族・恋人・仕事仲間など今世での関係もさまざまです。よく恋愛における運命の相手探しのためにソウルメイトを探している方もいますが、ソウルメイトはほとんど恋愛関係にはならないといわれています。あくまでソウルメイトは今世の目的を叶えるために、事前に打ち合わせをして生まれてきている仲間だからです。
ソウルメイトは1人とは限らず、複数人いるといわれています。また、1回の人生のなかで何人ものソウルメイトと過ごす人もいます。
ソウルメイトに出会うとどうなる?
ソウルメイトに出会うと、自分にどんな変化があるのか気になる人は少なくないと思います。よくいわれるのが、「ターニングポイントになる」ということです。
“出会って以降、異性にモテるようになった” とか ”悪習慣をやめられた”といった、よいターニングポイントになることが多いようです。
お互いの関係性によっては、今世で乗り越えるべきポイントに向き合う試練として、出会いが用意されていることもあります。
ソウルメイトの特徴や見分け方とは?
では、果たして本当に出会ったときに、その人が自分のソウルメイトだと気づくことができるのでしょうか? もし、気づかなかったら残念ですよね。ですので、いまからソウルメイトの特徴、見分け方をおさえておきましょう。
<ソウルメイトの特徴・見分け方>
1.目が合ったときに直感でビビッと感じる
2.感情が湧き上がる・懐かしい感じがする
3.共通点が多い・相性がピッタリ
4.正反対の部分があり譲れない
5.安心感がある・一緒にいると自然体でいられる
6.会うと元気になる
7.以心伝心・考えていることがわかる・テレパシーで繋がっている
8.嫌いになれない・批判されても嫌ではない
9.触れられても嫌ではない・触れるのが好き・触れると相手と境がなくなる感覚がある
10.匂い(体臭)が好き・自分と似た匂い
11.思ったことをなんでもストレートに言える
12.誕生日が近い
13.体や見た目などの一部が似ている
14.相手になりたがる(相手が理想)
15.誰よりも深く互いを理解している
16.魂の波動が似ている
たくさん項目があるように見えますが、案外あなたのすぐ近くに、多く当てはまる人がいるかもしれません。ぜひチェックしてみてください。
出会う前触れはあるのか?
ソウルメイトとの出会いを見逃さないように、前もって気づけたらいいですよね。実は、ソウルメイトに出会う前触れというのがあるんです。こちらもしっかりおさえておきましょう。
<ソウルメイトに出会う前触れ>
・何度も会うなど意味のある偶然が起きる
・つらい時に出会う
・同じ相手からの学びが多い
・ゾロ目など印象的な数字の並びをよく見る
・体が新しい出会いの準備をしているため、寝ても寝足りない
・ソウルメイトの出てくる夢をみる
・出会うソウルメイトと趣味嗜好を似させるために体質が変わる
・直感力が高まり、日常生活からインスピレーションを受けとる回数が増える
・新しい出来事のために持ち物が急に壊れる
・久しぶりに会う人がいる(その人経由でソウルメイトの情報を聞く)
・イメチェンしたくなる(ソウルメイトに適した自分に変化させる)
・意図せずパワースポットに行って高次元の存在とつながる
前触れの特徴もたくさんありますが、たとえばこれは、引っ越しをするときに荷物を整理して、引っ越し先でまた新しく家具を買う、といったようなもので、「新しい出会いのための新陳代謝」というテーマがありそうです。
また、出会ったときに気づけるように「感性が研ぎ澄まされてくる」という大きな特徴もありそうです。普段はなかなか起こらない偶然や気づきがあったら、新しいソウルメイトとの出会いのときが近づいているのかもしれません。
引き寄せる方法はあるの?
前触れの特徴がわかったところで、さらに引き寄せる方法も知りたい人もいるでしょう。しかし残念ながら、ソウルメイトは「出会いたいと願わない方がいい」といわれています。
ソウルメイトに出会うことよりも、生まれてきた使命や人生の目的が大事であり、そのために最適なタイミングで出会うように仕組まれています。自分の学びや成長に応じて、しかるべきタイミングになれば、自然に出会うといわれています。
ただし、人生は自分の力で変えるものです。ソウルメイトが助けてくれたり、生まれる前に打ち合わせをしたりしていても、結局は今世での決断や行動で人生が変わります。そのため、「ソウルメイトに会えば人生が変わる」「いいことが起きる」という他力本願の思い込みや期待は捨てた方がいいでしょう。
また、すでに出会っていることもあります。ソウルメイトは恋愛の相手とは限らないため、家族や学校や仕事先などの身近にいる場合もあります。あせらずに自分の魂の成長とともに、気づきのタイミングがくるのを待ちましょう。
ソウルメイトとのつらく苦しい別れの意味は?
ときには、ソウルメイトと別れる場合もあります。関係性の深い仲だからこそ、つらく苦しいものになるでしょう。しかしそれもお互いの成長のためなのです。
別れにも必ず意味があります。そのソウルメイトからは学びきっているために別れることになったとか、離れても再度近づく予定があるから一度別れるとか、必ずしも「別れ=悲しいもの」ではないのです。
もし別れることになっても、それを前向きにとらえて、新しいソウルメイトとの出会いに目を向けましょう。
ソウルメイトは同じグループの一員
また、魂はグループに属しているとされる「グループソウル」という考え方があります。グループソウルのことを「魂の家族」や「魂の故郷」ともいい、ソウルメイトは一つのグループソウルのなかにいる仲間だといいます。
グループソウルは、それぞれが地球で体験し学習したことを共有する塊で、共有することで魂のステージアップをしようとしています。たとえば、コップのなかの水がグループソウルの集まりだとしたら、コップからあふれて地球で生まれ、そこで体験したことを亡くなってからコップのなかに戻って水と融合(共有)する、というようなサイクルになっています。
ソウルメイトは同じグループソウルから、グループ全体の成長のために人間として同じ目的をもって生まれ、成長を助け合う親戚のような存在です。魂レベル(霊次元のレベル)も同じくらいの仲間が集まっているため、物事の価値や知識についての共通言語があり、話も通じやすいようになっているそうです。
グループソウルの存在は魂になって戻らないとわかりませんが、同じレベルの魂が集まる階層があることは、多くの霊能力者が語っています。
「ソウルメイトもどき」という存在
ソウルメイトと似た、「ソウルメイトもどき」という存在がいます。
ソウルメイトによく似ているので仲良くなることもあるのですが、結局は離れていってしまいます。それはソウルメイトもどきが、本当のソウルメイトと出会うための確信を深めるためにお試しで現れる存在だからです。まちがえないように気をつけましょう。
まとめ
ソウルメイトは、まだ出会っていない人にとっては、「出会いたいけれど、出会いたいと願ってはいけないもどかしい存在」かもしれません。しかし、あなたに最適なタイミングが訪れれば自然と出会うことが叶うといわれています。自分の人生の目的や成長のために行動しながら、感性を磨いたり魂の学びを増やしたりして、出会いのときに備えていきましょう。