晩婚は運命? スピリチュアルで解説!
晩婚が増えている日本では、30代や40代で初めて結婚する人が珍しくありません。
ただ、本当はもっと早く結婚したかった場合でも、タイミングをつかめずに気づくと晩婚になってしまったケースも多いようです。
なぜ結婚願望があっても晩婚になってしまうのでしょうか? 結婚のタイミングは運命で決まっているのでしょうか?
そこでこの記事では、晩婚のスピリチュアル的な意味を解説します。人はなぜ結婚するのか、晩婚が増えている理由とは何か、運命の相手に出会うポイントなどをまとめて紹介します。
10分ほどで読めるので、一緒に確認していきましょう。
結婚のスピリチュアル的意味
そもそも結婚とはどのような意味を持つのでしょうか。人生のイベントの中でも結婚はとても大きなターニングポイントで、主に次の3つのスピリチュアル的な意味があります。
- ツインレイやソウルメイトと出会うため
- この世にこどもを迎えるため
- パートナー同士で魂の成長をするため
とくに、3番目の「パートナー同士で魂の成長をするため」という点は、結婚を学びの場と考えるスピリチュアルならではの視点です。
ひとつずつ見ていきましょう。
ツインレイやソウルメイトと出会うため
スピリチュアルの世界では、「運命の相手」といわれる相手のことをツインレイやソウルメイトと呼びます。ツインレイもソウルメイトも魂レベルで強い結びつきを持っている相手です。
はっきりした結婚願望がある人はもちろん、何となく結婚したいと思っている人も「そのうち結婚したい」と意識していれば、ツインレイやソウルメイトを引き寄せる可能性が高まります。
また、ツインレイやソウルメイトは、過去世で何度も出会って学び合いをしている者同士です。そのため、この世に生まれても結婚を通して過去に学び終えられなかった課題を一緒に解決しようと結婚します。
恋愛関係と違って、結婚はさまざまな制約を受けるものです。ツインレイやソウルメイト同士であっても試練がやってきますが、ひとつずつ乗り越える度にお互いの結びつきを強くしていけます。
この世にこどもを迎えるため
結婚の目的はこどもをもうけることだけではありませんが、結婚はこどもをこの世に迎える大切なきっかけになります。
こどもは夫婦とは人間的にも魂的にもまったくの別の存在です。血縁や霊的なつながりは深くても、この社会のために活躍する大切なひとりの人間として迎える気持ちを持つ必要があります。
たとえ結婚生活はうまくいかなかったとしても、こどもがこの世にやって来ることは、スピリチュアル的に非常に意味が深い出来事です。
パートナー同士で魂の成長をするため
結婚を通して学ぶ人間関係は、親子や恋愛などとはまったく質が異なります。縁のあるふたりが結婚を通じてひとつずつ困難な課題をクリアしていくプロセスによって、お互いの魂を成長させることができます。
「魂の成長」や「人生の学び」というと、何か大きな出来事を経験しないと達成しないのではないかと思うかもしれませんが、日常生活のちょっとした気づきでも十分にスピリチュアル的な学びを得ることができます。
普段の相手への気づかいやこどもとの触れ合いなどを通じて、日々起こることの意味を考えていけば、結婚生活でスピリチュアル的な学びを続けられるでしょう。
晩婚の人が増えているのはなぜ?
人生で多くの学びがある結婚ですが、なぜ晩婚の夫婦が増えているのでしょうか。主に次の3つの理由があります。
- 結婚する前に社会で魂を磨く必要が増えたから
- 魂の成長にとって結婚の優先順位が下がってきたから
- 本当のパートナーと出会える時代になっているから
とくに、1番目の「結婚する前に社会で魂を磨く必要が増えたから」といった点は、この世の時間の流れが加速する中で、社会生活の変化やスピリチュアル的な魂とのつながりの意味の変容が背景にあります。
では、ひとつずつ確認していきましょう。
結婚する前に社会で魂を磨く必要が増えたから
現代社会は複雑になり、学校や就職などによって結婚をするタイミングがどんどん遅くなっています。かつては10代や20歳前後で一人前とみなされていましたが、最近は社会で一人前とされる年齢が高くなってきました。
そのため、時代の変化とともに、社会でさまざまな経験をして、大人になるための準備期間が伸びていることを意味します。
結婚は、一人前の大人として夫婦生活をスタートする重要な意味を持っているため、社会全体で大人になる期間が長くなるに連れて、晩婚化も進んでいるのです。
魂の成長にとって結婚の優先順位が下がってきたから
昔は「結婚して初めて一人前」と言われていました。たしかに、結婚はひとりの人間を大人にさせる人生の大きなイベントであることは今も同じです。
しかし、恋愛はしても結婚にこだわらないカップルや、結婚よりも自分の人生の充実度を優先する人が増えてきました。結婚自体、魂を磨く人生の出来事のなかで以前ほど重要な意味を持たなくなりました。
多様な考え方が広がる今、結婚が特別なものという意識が薄れて、仕事や趣味に生きる傾向が強くなっている点も、結婚を急がなくなっている理由といえるでしょう。
本当のパートナーと出会える時代になっているから
今の時代、年齢に関係なく人生の伴侶に出会えます。スピリチュアルの観点では、たとえ結婚できる確率が少なくなる40代、50代であってもソウルメイトやツインレイといった運命の相手とつながるチャンスがあるからです。
また「必ずひとりの結婚相手と添い遂げなければならない」といった離婚に対するタブーが薄れたこともあり、再婚によって自分が探し求めていたパートナーと出会うケースも増えています。
スピリチュアル的視点による結婚するタイミングの違い
なぜ人によって結婚が早かったり、遅くて晩婚になったりするのでしょうか。スピリチュアル的な観点から見た結婚を迎えるタイミングの意味は次の3つです。
人生で何を学ぶかのテーマが人によって異なるから
結婚にも運命と宿命の違いがあるから
未来の青写真は自分の意思で描き直せるから
とくに3番目の「未来の青写真は自分の意思で描き直せるから」という点は、ソウルメイトやツインレイとの出会いもあくまでおおよその設計図で生まれてくるため、生き方によってタイミングが大きく変わることを示しています。
では、ひとつずつ見ていきましょう。
人生で何を学ぶかのテーマが人によって異なるから
社会が発展するにつれて、多様な生き方ができる時代となりました。多くの人が結婚を通して人生の学びを得ていた時代と異なり、仕事や趣味、ボランティアや社会貢献など、結婚以外で人生の目的や役割を果たそうと生まれてくる人が増えています。
人によって、人生の課題やテーマはさまざまです。そのため、もし一生のうちに結婚をする人の場合でも、若いうちではなく40代、50代以降に結婚のタイミングがやって来る生き方が増えてきています。
結婚にも運命と宿命の違いがあるから
運命とは自分で変えられますが、宿命は自分では変えられない人生設定のことです。もともと結婚しないという宿命で生まれて来た人は結婚以外の人生テーマを持って生まれてきます。
しかし、多くの人は結婚を選択肢に含めてこの世にやって来るので、結婚のタイミングも自分の生き方次第で大きく変わっていきます。
未来の青写真は自分の意思で描き直せるから
どんな人も、生まれてくる前に自分で設定する「人生の青写真」を持っています。ただ、この青写真はあくまで人生の設計図なので、魂が成長するにつれて修正することが可能です。
人生の学びが多ければ、よりよい設計図に描き直すことが可能です。結婚のタイミングも人生のほかのテーマと調整しながら、自分で選びやすくなります。
結婚相手と出会ったときのスピリチュアル的な感覚
もし運命のパートナーと出会ったとき、どんな印象や感覚を抱くのでしょうか。人はさまざま人との出会いの中で、不思議に惹かれる人、気になってしまう人に出会うことがあります。
結婚相手の可能性が高い人と出会ったとき、スピリチュアル的に次の3つの感覚を持ちやすいといわれています。
ずっと前から深く知っている気がする
出会った途端、相手のことばかり考えてしまう
夢で見たり人から相手の話をよく聞くようになる
とくに3番目の「夢で見たり人から相手の話をよく聞くようになる」という点は、集合意識で相手とのつながりを知らせるサインなので、ぜひ知っておきたいポイントです。
それでは、1番目からチェックしていきます。
ずっと前から深く知っている気がする
ソウルメイトやツインレイといった魂のつながりがあると、初対面なのに昔から知り合いのような不思議な感覚を持ちます。
相手に温かさや懐かしさを感じたり、家族や友人のような親しみを覚えたりする場合、魂の強い縁で結ばれている可能性が高く、将来の結婚相手かもしれません。
出会った途端、相手のことばかり考えてしまう
「運命のパートナーはこの人だ!」という直観が働くため、別れてからもずっと相手のことが頭に思い浮かぶようになります。
また、過去世で結婚相手や家族だった場合、再びふたりが会いやすくなるようにお互いの先祖や家族の魂が教え続けてくれている場合も少なくありません。
夢で見たり人から相手の話をよく聞くようになる
すべての人は集合意識でつながっているため、運命のパートナーと出会ったとき、いっそう無意識のサインを強く受けるようになります。
夢のお告げで人生の伴侶であることを伝えてくれたり、周囲の人たちが無意識であなたの相手との深いつながりを感じて話題にしたり、日常生活で相手のことを繰り返し意識するようになるでしょう。
まとめ
時間の流れが加速する今、結婚をするタイミングは人によって多様化しています。
人生の学びを一通り終えてから結婚相手と出会うケースも増えているため、ある意味で晩婚の相手は選りすぐりの候補者といえるでしょう。
もし結婚のタイミングがわからずに焦っていたり、自分の人生は結婚以外の課題が多くて晩婚になるかどうか気になったりしている人は、スピリチュアルカウンセラーの力を借りてみてはいかがでしょうか。占い館では、結婚のタイミングやこれから出会う運命の相手について、スピリチュアル的な観点で相談に乗ってくれます。