ノンバイナリー!? Xジェンダー!? 自分の性がわからない…。
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<スピリチュアルカウンセリング体験レポート⑤>
「プライド月間(Pride Month)」というのをご存じでしょうか。「プライド月間」とは、毎年6月のことで、すべての人が「プライド」を持って生きられる社会を目指して、LGBTをはじめとするセクシュアルマイノリティ(性的少数者)の権利を求めるイベントが世界各地で行われます。
今年2021年の6月、この「プライド月間」に合わせたように、歌手の宇多田ヒカルさんが自らを「ノンバイナリー」であるとカミングアウトしたのは記憶に新しいところです。
結婚して子供もいるけれど、自分の性が分からなくなってきた…。「もしかしたら、自分も「ノンバイナリー」かもしれない…」。 今回はそんなお悩みを持つ方に、銀座ヘルメスのスピリチュアルカウンセリングを体験していただきました。
ノンバイナリーというセクシュアリティーとは?
宇多田ヒカルさんが告白した「ノンバイナリー(non-binary)」とは、簡単に言うと身体的な性に関係なく、自らを男性・女性のどちらでもないと認識している人を指します。
セクシュアリティーには
「身体的性」=からだの特徴に基づく性
「性自認」=自分がどのような性だと認識しているか
「性表現」=自分がどのような性としてふるまうのか
「性的指向」=好きになる性。どの性を恋愛・性的感情を抱くか
の4つの側面があり、それぞれの組み合わせで呼び方が変わってきます。
「ノンバイナリー」は「性自認」「性表現」が、男女のどちらでもないグレーゾーンというものになります。似たような言葉に「Xジェンダー」がありますが、こちらは「性自認」だけが男女のどちらでもないというものになるそうです。
晩発型?のノンバイナリーの悩み
今回の取材に協力していただいたのは、ショートカットでボーイッシュな女性という印象のマユミさん(42歳)。身体的な性別は女性で、男性と結婚し、1児の母ですが、最近になってから自らの性が分からなくなってきたとおっしゃいます。
「子供に恵まれたことは素晴らしいと思っていますが、かなり前から夫に求められることに拒絶感があり、それが徐々に強くなってきました。夫には申し訳ないのですが、もう5年以上レス状態です。また、以前から同性に魅力を感じることが多くありました。どちらかと言えば女性よりは男性の方に魅力を感じるかも、という程度でした。だから普通に男性と結婚もしました。
実はその傾向が強くなり、自分が人とちょっと違うのではないかと感じ出したのは最近のことです。宇多田ヒカルさんのニュースを読んで、ノンバイナリーという言葉を初めて知り、同じような人がいるんだととても安堵しました。
同時期に、結婚した後に奥さんがノンバイナリーだと告白するなんて、詐欺のようなものだという記事も読み、ショックでした。しかし、私は生まれながらのノンバイナリーではなく晩発型で、こういう状態になったのは、結婚後、本当につい最近のことなのです。
すでにかなり悩みましたが、やはり夫にはすべてを打ち明けるべきだと思い、勇気を振り絞って自分の状態を素直に打ち明けました。しかし、夫はその時は一言も言わずに去ってしまい、それ以降も夫はつとめて私のセクシュアリティーには触れないようにしているみたいで、今も夫婦関係はぎくしゃくしています。毎日が辛いです。」
悩みをスピリチュアルカウンセラーに相談
深刻なお悩みを抱えているマユミさんが相談することにしたのは、銀座ヘルメスの桂田久美子(かつらだ・くみこ)先生です。
「スピリチュアルヒーラー」の桂田先生は、「相談者の方の痛んでいる心身、疲れている心をヒーリングして、その方の魂が望んでいるものを引き寄せるお手伝いをしたい」とおっしゃいます。その方法の一つとして先生はチャクラを見ることを重要視しています。
チャクラは私たちが生きているテーマ、人間関係、健康、使命、仕事などと密接に関係があるので、チャクラを見るとその方の奥深い内容や問題点までみることができるのだとか。桂田先生は、そこから問題解決につながるようなアドバイスができるよう、心掛けているそうです。
今回の相談者であるマユミさんは、銀座ヘルメスの初回限定20分無料のLINEを使ったビデオ通話によるセッションを体験します。まずは銀座ヘルメスのサイトから、桂田久美子先生の公式LINEをお友達登録して、予約。そして当日、時間になるとマユミさんのLINEのチャットに通話リクエストが届きました。
いよいよセッションのスタートです。
セッションはオーラの浄化からスタート
桂田先生は挨拶の後、早速「まずは今日のご相談内容を伺っていいですか?」と切り出します。マユミさんが一通りの悩みを話したところ、桂田先生はゆっくり頷き、そして、まずはオーラを浄化し、エネルギーを通りやすくした上で、チャクラを見て問題点を探っていくということになりました。
LINEの画面越しでも細かい振動が伝わってくるような、ティンシャの澄んだ音色が3回響き渡ります。浄化を終了した後は、チャクラの様子を第1チャクラから順番に見ていきます。桂田先生の指示でマユミさんはチャクラの位置に手を当て、「私、マユミの第1チャクラは正常ですか?」という先生の問いかけに「はい、正常です」とマユミさんが答えます。それを順番に繰り返していきます。
これによって、マユミさんが第5チャクラに少し問題があることが分かりました。
「喉のところ、第5チャクラに問題がありますね。周りの方に自分のことをちゃんと表現できないということです。ひどくなると喉のところに肉体的にも問題がでるので、こういう状態を長く続けていくと大変なことになるかもしれません。今のうちに癒して問題解決していきたいですね」
桂田先生のアドバイスは「まず言語化すること」
続いて、桂田先生がマユミさんへのアドバイスを話し始めます。
「お話を聞いていると、マユミさんご自身の中でほとんど答えは出ているんですね。それをもう一度、お話することによってはっきりと言語化してみるんです。そうすることで、自分の中に認識ができてくるので、それを確かめていただいて、自分は本当はどう思っているのか、どうしたいのか、それを自分の中に落とし込んでほしいんですね。私はこうなりたい、という決意をすることです。
人間の魂は過去世から持ってきている課題があって、今世でそれを問題解決するという方向に向かうものなんです。マユミさんの場合は今お悩みのことが人生の中の最大のビッグイベントで、それを解決することで魂がランクアップ、レベルアップする、マユミさんの今世での使命ともいえるものです。
そして、これは同時にご主人にとってもそうなんですね。お二人にとっての使命ともいえるもの。だからお二人は偶然の出会いではなくて、お互いに同じような問題解決をするために出会われたんだと思います。マユミさんにはご自身の課題がだんだん見えてきた。でもご主人の方はちょっとまだ見えない、というより見たくない。その辺が大変だと思います。
まず自分の魂が求めるものをしっかり認識していただいて、これからそういう生き方をすると決意する。すると、それが潜在意識に落とし込まれるので、行動がしやすくなります。次に、ご主人と話し合うこと。ご主人はなかなかそれを認めがたい、ちょっと逃げているような状態のようですので、ここはちょっと時間がかかると思うんですけども、しっかり話し合うことが第一ですね。ご主人の様子を見ていい感じのときにちょっと話かけてみるのもいいし、もしどうしても話しかけにくかったらLINEのような文字のメッセージでもいいです。二人のために今度話し合ってみましょう、ということを伝えてみて。とにかく、話し合いをもつことです。
その際に大事なことは、ご主人のことを思いやる気持ち。それがないと相手には伝わらない。まず自分の気持ちを整理して自分はどうあるべきか。そしてご主人にとってどうあるべきか、二人にとってどうあるべきか。それを自分の中でよく整理して静かにお話し合いしてほしいと思います」
自分の心がぶれていると相手にも伝わる
桂田先生のアドバイスを少し目を潤ませながら聞いていたマユミさん。さらにアドバイスを求めます。
「私は子供のためにも、このまま夫婦でいたいと思います。ただセックスレスの問題とかどうしようもないこともあって、夫婦間はギクシャクしている状態なんです、どうしたらいいのでしょうか」
「夫婦間がギクシャクしているとおっしゃいますが、それもお互い様なんですね。エネルギーというのはお互いに伝わりあうので、自分がギクシャクしていると相手にも伝わって、相手もギクシャクしてくる。だからまずマユミさん自身が、これから二人にとっていい方向にもっていきたいという気持ちをしっかり決めて、その上でご主人のことを思いやる。するとそういうことが言葉や態度に出てくるので、ご主人にもきっと伝わると思いますよ。
エネルギーというのは血液なんかと同じで流れが大事、一つに留まっていたら全体が良くなくなるんですね。だから常にエネルギーは流すことが大事なんです。
チャクラが整うと心身ともに平然と落ち着いていられます。ざわざわとしたことが自分の中にでてきた時の簡単な解消法は、頭頂部の第7チャクラから宇宙のエネルギーを深呼吸と一緒に入れて、それを静かにすーっと第6チャクラから下へ,5,4,3,2,1、さらに足の裏、大地へと流します。それを深呼吸と共に3回やりますと自律神経も整ってきますので、かなり冷静な気持ちになれます。そうすると思考もわいて、見えてくる感じがすると思いますよ」
パワーストーンもヒーリングに有効
一通りのアドバイスを聞き終わったマユミさんでしたが、桂田先生が手に持っているパワーストーンがずっと気になっていたようで、最後に先生が持っているパワーストーンは何か質問をしました。
「私の場合はパワーストーンでヒーリングをするのですが、今はLINEを使った遠隔なので、サイキックリーディングをしています。その方のハイヤーセルフやガイドにつながってメッセージを降ろしてもらいます。その際にパワーストーンの力も借ります。アメジストとラブラトライト、スモーキークォーツ手に持っているとつながりやすくなるんですよ」との答え。
さらに、マユミさんはパワーストーンについてはよく分からないけれど、ジュエリーが好きなので何か一つ持つなら何がいいかと尋ねます。
「マユミさんは喉のチャクラに問題があるので、喉にいい、ブルーカルサイトとかブルー系のパワーストーンが向いていて、お勧めですね。それに、まゆみさんはハートにも少し問題があると思うので、ハートによく効くのはローズクォーツですね。下の方のチャクラであれば、赤い色のパワーストーンも有効です。
チャクラにも色がありますが、チャクラと同じ色のパワーストーンならいいのかといえば、そういうことではないんですね。パワーストーンにもヒーリングする石と、活性化する石があるからです。たとえば喉に問題があるときに活性化する石をあてると、問題が活性化されていってしまいます、だからまずヒーリングなんですね。マユミさんには、ブルーカルサイトがやさしいので、ヒーリングにはお勧めですよ」
桂田先生は、要望があればその方に合ったパワーストーンを選ぶこともしてくださるそうです。
スピリチュアルカウンセリングの感想は?
ここで、20分無料の体験セッションは終了しました。駆け足ながらチャクラの調整もしてもらい、スッキリした気がするというマユミさんです。
「先生にはとても有益なアドバイスをいただいたと思います。自分がぶれているとそれが伝わっていくとか、主人についてもっと思いやりを持つとか…。ここはちょっと耳が痛いところですね(笑)
デリケートな問題でもあるし、これまで主人以外にこの話をしたことはありませんでした。先生も「言語化」と仰っていましたが、今回思い切って口に出したことで、少し心が整理できたような気もしています。このままモヤモヤし続けていてもどうしようもないので、話し合いも含めて、ちょっと行動してみようかなと思います。少し勇気が出てきました」
マユミさんは、最後は笑顔で答えてくれました。
マユミさんのようにデリケートな悩みというのは、親や兄弟友達といった親しい人に相談するのが案外難しいものです。深刻な悩みであればあるほど、親しい人には心配をかけられないという気持ちが働くものです。
銀座ヘルメスのスピリチュアルカウンセラーの先生のように信頼できる第三者に話すことで、そんな気持ちを少し軽くしてみませんか? そこから自分の気持ちが整理できて、解決に向かうことができるかもしれません。
LINEによるビデオ通話の相談なら、わざわざ出かける手間もなく、自宅に一人でいるときなどにも手軽に話をすることができます。
悩んでいるのなら、ぜひまずは体験してみてくださいね!