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占いに興味がある方必見!あなたに合う占いは?

 2021/10/04 占い この記事は約 10 分で読めます。 631 Views

 

・そもそも占いとは

 気になる相手との相性は?結婚は何歳にできる?転職するならいつの時期?引越しにオススメの方角は?自分が直面する様々な悩み事対して、答えを出す手助けになるのが占いです。太古から亀の甲羅を占いに用いたり、農作物の出来具合を占ったり…と占いは人々の生活の側にありました。現代では興味本位で占いを受ける人や、人生の重要な分岐点を占いによって決める人など、占いに対しての熱量や信頼度は人それぞれです。

 実際に占いを受けてみようと思っても、インターネットが普及した現代は方法も種類も多種多様です。神社で初詣の際に引くおみくじ・雑誌に出てくる星座占い・実際に占い師と面会して占ってもらう方法・SNSを通して依頼する方法・インターネットでできる無料診断する方法など様々です。今回は占いに興味がある人が、自分にピッタリの占いを見つけられるように解説します。

・大きく分けて4種類

 占いは大きく分けて4種類に分類することができます。

命(めい)術・相(そう)術・卜(ぼく)術・霊(れい)です。

①命術とは

 「命術」では生年月日(出生時間)・星の動きを使って占います。命が始まる必然的要素である出生日時から、その人の定められたあるや運命や性格・困難、好機がありそうな時期や陥りやすい傾向などを判別することができます。また占いたい相手がいる場合は生年月日が分かって入れば相性も占えます。

西洋占星術

名前の通り、西洋諸国で発展した占いの体系です。主に、太陽・月・水性・金星・火星・木星・土星・天王星・海王星・冥王星の10天体と、12の星座の位置関係を読み解いていく方法です。これには「ホロスコープ」という、現実の星の位置を模式した円形の図を使って占います。仕組みはとても複雑ですが情報量が多いため、深く追求すれば様々なことを知ることができます。

数秘術…

古代ギリシアを期限に発展した占いです。1から9までの数字にはそれぞれ性質があるという考えで、生年月日を使って特定の数字を導き出し、そこから性格や才能、運命などを判定します。その他に名前を使って数字を導く方法もあります。

四柱推命…

陰陽五行説を元に、占いたい人の生年月日・日時を十干(甲・乙・丙・丁・戊・己・庚・辛・壬・癸)と十二支(子・丑・寅・卯・辰・巳・午・未・申・酉・戌・亥)に置き換えて、その組み合わせにより性格や生まれ持った本質、運命や一生の栄枯盛衰を判別します。

算命学…

中国で発祥した干支と陰陽五行を元にしたもので、生年月日より命式を作り出して占います。命式には、占いたい人の本質や特性を表す陰占(いんせん)と、性格や適正・人生の流れを表す陽占(ようせん)で分類されます。また人体星図という身体の形をした図を使うことで周りの人との相性や人生全体の運勢を知ることができます。

宿曜占星術…

バビロニアで始まった星占いが起源です。生年月日を27種類ある宿に分類して、生まれた時の月の位置から性格や運勢、相性を占います。特に相性を得意とした占術です。

マヤ暦…

古代マヤ文明の中で誕生した占いです。1年を260日として考え、1日単位で運命や運勢が変わるというものです。占いたい人の、生まれ持つ特性や傾向、備わる能力などがわかります。

③相術とは

 『相術』とはものの形や様子を見て、運勢や吉凶を占うものです。命術は生年月日や出生時間を元にして占うため、長期の運命を占うことに優れています。しかし相術は手のひらや家具の配置など、占う対象のものが時間とともに変化していく場合が多く、年数経過に伴う変化とともに結果が変わる場合があります。

風水…

古代中国から発展したもので、万物がもつ「気」の力を利用して開運へと導くための占いです。都市、家、建物、墓地などの位置を決めるためにも用いられてきました。ものの性質から、相性の良い方角や色になるように、インテリアを変えたり、身につけるものを意識したりすると運気が上がるというものです。

姓名判断…

姓名のそれぞれの漢字の画数や、漢字同士の画数のバランスから計算して占う人の性格などを判断するものです。運命・生まれ持った性質・性格・人間関係の運などがわかります。子どもが生まれ、命名する際に画数を気にする人がいるのはこういった理由もあるのでしょう。

手相…

掌に現れる肉付きや形状、筋などを元に占う方法です。現状の才能や運・性格、現状から見た未来がわかるます。様々な味方がありますが、生命線・知能線・感情線・運命線・太陽線・財運線・結婚線がよく知られるポイントです。

人相…

顔つきや骨格をみて占う方法です。目の形、ほくろの数などを元に性格やとの人の特性がわかります。人相を元にした開運メイクなどもあります。

③卜術とは

 「卜術」では占った時に偶然で出た事象を、運命的に出た必然的なものだと認識して占う方法です。名術の長期的な目で見た時の運命より、単発的な運命やすぐ起こることに対しての運命を占うことを得意としています。

易…

筮竹(ぜいちく)という50本の竹ひごのような棒を使って占います。筮竹の出方によって、占ったことを読み解いていく方法です。占いたいことを唱えたり紙に書いたりしながら筮竹を切る為、幅広い分野のことを占えます。そして答えは具体的な場合が多いので、今後の行動の指標としても活用できます。

タロット占い…

フランスを中心としたヨーロッパで始まった占いです。78枚の色々な絵柄が書いたカードを使って占います。それぞれのカードに意味が託されており、カードの向きが正位置か逆位置かによって結果を読み解きます。正位置ならカードそのものがもつ意味、逆位置ならカードの持つ意味とは反対の意味になります。タロット占いによって現状、その先の近い未来、相手の考え、行動や考え方のアドバイスがわかります。

④霊とは

「霊」とは、能力者が霊との交信したり、または霊感を感じて目には見えないものを視たりすることによって鑑定を行う方法です。こちらの占い方法は、能力者によって視えるものが異なる為、結果や解釈が異なる場合が多いです。

霊視…

実際に目で見たものではなく、脳内で霊と更新してコンタクトをとり、過去・未来、ある事柄を分析するもの。

オーラ鑑定…

オーラとは、その人が放つエネルギーを21色のカラーとして表したものです。それぞれのカラーには傾向や特性があり、どんな色のオーラを持っているかということを鑑定することでその人の性格や運気、今後の運命がわかります。その人が生まれもつ本質的(先天的)なオーラの他に、人付き合いや環境、体調によって変わる後天的なオーラが混ざり、オーラのカラーは常に変化しているものだと考えられています。

チャネリング…

私たちが住む次元より高い次元と交信する方法です。高い次元とは、宇宙や神霊、死者など、通常は交わることのない存在のことで、交信することによって何らかのメッセージを受け取ることができます。

前世…

自分がこの世に生まれる前の世のことです。人間は1つの魂が生まれ変わりを繰り返しているという考えがあります。前世でやり残したこと、つまずいたこと、犯した過ちを知ることで、今世に生かし、それらをクリアできるように生きるという改善ができます。より良く今世を生きるためのヒントとして、前世を知ることが鍵になるかもしれません。

ヒーリング…

心や身体を落ち着かせて、健康を回復するための方法です。ヒーリングにも様々な種類があり、クリスタルや石・レイキ・オーラ・チャクラなどを使用するものもあります。

 

・自分にあった占いを見つけるには?

上記で紹介した通り、占いには様々な占いがあります。この中から自分に合ったものを見つけるにはどのようにすれば良いのでしょうか。まずは今、心の中にある自分自身のニーズを確認し以下の3点に絞ることをおすすめします。

①知りたいことを絞り込む

 今一番気になっていることは何でしょう。不安なことや不満に思っていること、自信がないことなど、気になることを1枚の用紙に書き出してみるのも良いでしょう。〇〇の仕事がうまくいくか、結婚できるかどうか、悪運の元凶は何から始まっているか…それが現在・過去・未来とどのように繋がりそうか…など、できるだけ詳しく書き出しましょう。そうすることで、それぞれの困りごとに関連性が合ったり、実は繋がっていたり…と新しい発見があるかもしれません。そして現在(自分自身の本質や性格など)・過去(前世や今までに起こった事柄)・未来(人生における運命)のどれに一番重心を置くかによっても占いの種別がある程度絞れることでしょう。この作業をすることで、実際に何を見て欲しいかということが明らかになります。

②どんなスタイルが良いか

 占いの種別によっては匿名でもできる場合と、姓名が必要な場合があります。またオンラインやメール、ネットやSNSなど対面せずに行える場合と、面談が必要な場合があります。そして場合によっては電話で結果を聞くこともあるでしょう。

子育て中で家の外に出るのが難しい人、もしくは家族に知られずに占いを受けたい人、反対にお友達や彼氏と対面の占いに行って楽しみたい人、人それぞれ事情があります。自分が実際に占いを受けることをイメージして、どれくらいの労力を使うことかできるかを考えてみましょう。

③出せる金額はいくら

 占いの金額はピンからキリまであります。ネットで無料診断できるのものあれば、聞きたいこと1つにつき数十万かかるものまであります。それほど極端な例でなくとも、1つのことを占いで聞くと、他のことも気になり追加料金で2つ目、3つ目を聞いてしまう場合もあります。何かを改善するために〇〇グッズ(魔除け・水晶・天然石)などを購入したくなる人もいることでしょう。気になることは芋づる方式で次から次へと出てくるし、グッズも勧められるとどんどん欲しくなってしまうかもしれません。そこで占いを受けることを決める前に、自分はいくらまでなら出せるのか、占い予算を決めておくことをオススメします。

・占えないこと

 占いには、占ってはいけないことがあります。敢えて占い師から注意されることはないかもしれませんが、暗黙のルールとして知って置くのがベターでしょう。

①人の生死に関すること

 誰かの寿命を聞いたり、病気のこと聞いたりすることは良くないこととされています。仮に占い師が分かっていたとしても、実際にその人に伝えると相手はどのような気持ちになるでしょうか。占い師は知っていても教えない可能性が高いので聞かない方が良いでしょう。

②犯罪に関わること

 占いは「自分に関すること」が大前提となっています。後ほど記載しますが、占いはあくまでも自分が幸せになるための方法の一つとして捉えましょう。他人についての占いはできません。そして万が一自分が関わる犯罪のこと(自分が被害者など)で占ったとして、仮に犯人が占い師が言った人でなかった場合、偏見や差別などの色々な問題が起き、その先には何も幸せなことはありません。そのような状況にならないようにするためにも、占い師は犯罪に関わることは占わないのでしょう。

③不倫・浮気に関すること

 パートナーは浮気しているか、誰と浮気しているか…などを占ったところで、何も問題解決にはなりません。むしろパートナーに対して不信感が募ったり、余計に疑ってしまうことになりかねません。こちらも生死・犯罪に関することと同様に、占ったところで誰も幸せにならないのでタブーとされています。

 

・占いの捉え方

 冒頭にも記載した通り、そもそも占いとは「自分」の悩み事・不安を改善・解消し、少しでもポジティブに生きられるように、手助けをするためにあります。占いを受けたいと思っている人は、現在の困った状況を自分だけの力では打破できないため、他の何かの力を借りようとします。それはつまり、現在の良くない状況を少しでも良くしたいということの現われでしょう。占いを受けることによって何か気づきを得たり、自分や相手の傾向を知り深く見つめなおす機会になったり、環境や考えを見直して少し変えようとしたり、そういった自分の行動が幸せへの第一歩となり、それにより少しずつ運命が好転していきます。きっかけ作りとして占いは大きな役割を果たしますが、運命を好転させるためには自分の行動が伴うように意識しましょう。

みなさんの人生がきっとうまくいきますように。

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