金運がアップする言霊術! お金を引き寄せる素敵な言葉

人が生活していく上でどうしても必要なのがお金です。子供の教育費、住宅ローン、医療費、老後の生活など、お金に対する不安や悩みを抱え、金運アップを願っている方も多いことでしょう。
一方、日本には古くから「言霊」という考え方があり、言葉ひとつで運気が大きく変わるとも言われます。「どうせ」「自分なんて」など、もしかしたら普段あなたが何気なく使っている言葉が運気を下げているのかもしれません。今回は、「もっとお金が欲しい!」と願う方のために、金運をアップするための言霊をお伝えしましょう。
Contents
日本人は言霊を大事にしていた
言葉に魂(霊)があると書いて「言霊(ことだま)」と呼びますが、古来日本では言葉に力があると信じられてきました。自分の言った言葉が何らかの出来事に影響する、と考えられているため、日本語は世界でも珍しいほど繊細で複雑な使い方をするようになったのかもしれません。
たとえば、「ありがたい」という言葉は「有難い」と書き、「難が有る(試練があって成長する)のでありがたい」とか、「(日常生活の当たり前のことが)有ること+〇〇しがたい」で日常への感謝とか、一つの言葉にもさまざまな意味付けがされています。
漢字やひらがなのそれぞれの組み合わせに意味があるのも、言霊を大事にしてきた文化といえます。そのため、いい言葉もあれば避けるべき言葉(忌み語)もあり、どちらも言霊の思想からきています。
身近にある言霊の例
たとえば「上を向いて歩こう」「負けないで」など元気が出る有名な曲や、繁盛するお店の名前、そしてみなさんの名前にも言霊として力が宿っています。特に自分の名前は、かの有名な陰陽師・安倍晴明も「名は呪(まじない)である」と言ったように自分のアイデンティティを表すしばりになります。そのため、両親も縁起のいい漢字を使ったり、子供の将来に対する期待を込めて名前をつけたりすることが多いのです。
さまざまな宗教で唱えられる言葉も言霊です。神道における祝詞、仏教の真言、キリスト教の誓いの言葉など、日本だけでなく言葉に意味があると考えられる風習は世界の共通観念です。また、ビジネスシーンなどでよく聞く「ポジティブな言葉を使おう」という教えは、自分の言葉を自分が一番聞いているため、マインドに影響するからポジティブな言葉を使うべきだとされます。これを「引き寄せの法則」や「アファメーション」と言ったりもします。
「芸能人の〇〇さんと会いたい」といつも言っていたら本当に叶った、という話を聞いたりするように、言葉によって引き寄せが起きることがあります。同様に、言葉によってお金を引き寄せることもできるのです。次に、お金を引き寄せる言葉をご紹介しましょう。
金運がアップする言霊集
-
「ありがとうございます」
運気を上げるには、周りの物事に対する感謝が大事です。日頃から「ありがとうございます」を口癖にすると感謝を忘れず、いい運気を呼び寄せます。天国言葉を大事にする斎藤一人さんも、感謝をすると自分から豊かな波動が出てくるので、感謝をすることが大事だと言っています。
「〇〇さん、いつもありがとうございます」と、感謝の言葉を口にすると自分も周りの人も良い気分になり、自然と人間関係も良くなるでしょう。お金は人に感謝された分のお礼で巡ってくるもの。良いご縁を結べるようになれば、いいお金の循環が起きるでしょう。
周りの人をほめる、喜ばれることをついしてしまう癖をつけていきましょう。
-
「私はお金が大好きです」
日本人はお金に対して「がめつい」「成金」など謙虚さからネガティブな印象を持つ人が多いようです。そのため、お金が欲しいと思っていても口にできない人がいますが、それはもったいないことです。先ほどもお伝えしたようにお金は誰かからの感謝の表れなので、自分の送った価値に対する正当な対価として堂々と受け取りましょう。
そして、お金に対してネガティブなイメージを持っているとやはりお金が逃げていってしまいます。「私はお金が大好きです」と、お金を引き寄せるマインドにセットアップするためにつぶやくようにしましょう。お金に対するネガティブなイメージの強い人ほど、何度も何度も口ずさんで自分の前提を変えていきましょう。
-
「私は幸せなお金持ちです」
これは斎藤一人さんの有名な言葉です。自分の持っていないものに対して「〇〇さんはいい家を持っていていいなぁ」と穿った見方をすると貧乏マインドの波動になってしまうため、「私はすでにお金持ちなんだ!」という幸せな波動を出すために、「私は幸せなお金持ちです」と毎日100回つぶやきます。
自分の願望と行動が一致していないと心が苦しくなってしまうのですが、自分の願い(「お金を得て幸せになりたい」)と行動(「すでに幸せなお金持ちだ」と口にすること)で望みが一致するため、叶いやすくなっていきます。
-
「私は毎月海外旅行に行けていて、たくさんお金があります」
この言葉も先ほどのものと似ていますが、自分の願望となる結果を詳細に描き、口にすることがポイントです。思考は現実化するというように、人間はイメージできるものは大抵達成することができるといいます。同じように言葉も発信することが叶うため、願望を細かく明確に口にするといいでしょう。
そして、「前祝い」や「予祝」と言ったりしますが、すでに願望が叶った状態を先に祝う(もしくはイメージで体感する)ことで、より夢が叶いやすくなるという方法があります。そのため「たくさんお金が欲しいです」ではなく「たくさんお金があります」というように、すでに願望の状態を体感するマインドにセットしていくよう、言葉を変えるとよいでしょう。
-
「神様、いつも助けてくださりありがとうございます」
周りの人に感謝することは大事ですが、見えない存在にも普段たくさん力を借りている可能性があります。そのため、あなたの先祖や守護霊、力になってくれている神様にも口に出して日頃からお礼を伝えましょう。すると彼らはそれをちゃんと聞いていて、いざというときに手助けしてくれることもあります。あなたは一人ではなく、たくさんの存在に守られています。そのことを感謝して、心で想うだけではなく口に出して言いましょう。
金運が下がるNG言葉
それでは、今度は逆に金運が下がってしまう言葉をお伝えします。自分が普段言っていないかチェックしてみてください。
-
「お金がない」
「お金がない、お金がない」といつも言っている人はいませんか? それはお金がないから言っているのではなく、あなたの心が貧乏性だからお金が巡ってこないのです。「お金がない」と口にすることでお金がない状態が実現されてしまいます。ネガティブではなく、「いつも私はお金がある」とポジティブワードに変換して、お金を引き寄せるマインドに変えましょう。
-
「でも、どうせ、だって、〜なら、〜たら、〜れば」
「どうせ〇〇さんだから稼げるんだよ」「自分も宝くじが当たればお金がもらえるのに」など現実の状態を引き起こしている理由を外のものに向けていませんか。自分が変われば世界が変わりますが、いつも言い訳言葉を使っていると変化がなく、卑屈なマインドに進んでいってしまいます。
-
「お金を稼ぐのは大変だ」
これは、お金を稼ぐのが困難だと思っている人の言葉です。もうお分かりだと思いますが、「お金を稼ぐのは大変だ」と思っているので、稼ぐのが大変な現実がやってきます。口にしている言葉はどれも自分の選ぶ未来です。「お金を稼ぐのは楽勝!」という言葉に変換するだけで、世界の見え方が全然変わります。
まとめ
いかがでしたか? 金運が下がるNG言葉をよく使っていて、ドキッとした方もいるかもしれませんね。ネガティブな言葉はつい癖で無意識に使っていることが多いものです。
自分がなりたい状態をイメージして、意識的にポジティブな言霊を発するようになれば、自然とお金を引き寄せ、お金持ちになることができるでしょう。ぜひ、今日から実践してみてくださいね。