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今日からあなたも徳を積んで魂のステージをあげましょう!

 2021/09/26 スピリチュアル この記事は約 10 分で読めます。 407 Views

 最近物事が上手く進まなかったり、気分が落ち込みがちであったり、人間関係に悩んでいたり、より良い人生にステップアップしたかったり…。そんなあなたは、徳を積むことで今までよりも少し良い環境に好転します。本記事では徳積みに興味がある方がしっかり理解した上で徳を積んで、充実した人生を過ごせるよう徳積みの意味や効果についてご紹介していきます。

「徳」とは

 そもそも「徳」とはどのような意味があるのでしょうか。徳とは「りっぱなな行いや品性。」(『大辞林』より)という意味があります。また、儒教の経典である『論語』では、孔子が徳について5つに分類しています。

仁:人間が守るべき理想の姿

義:人が歩むべき正しい道

礼:相手に対して敬意を払い、礼儀を尽くすこと

智:人や物事の善悪を正しく判断する知恵

信:心・言葉・行動が一致し、嘘偽りがないことで得られる信頼

孔子はこれらの5つの徳を積むことが、人として大切だと考えました。

 現代の私たちも、義務教育である小学校の授業から道徳の授業が行われてきました。道徳教育を行う意義は色々ありますが、幼い頃から定期的に学ぶことでこれらの徳やその考え方・本質を身につけるためでもあるでしょう。

 

徳を積むとどうなる

 徳を積むと良いことが起きる、というイメージはあるかも知れませんが、実際にはどのような仕組みになっているのでしょうか。今回は昔から伝わる言葉や教えを元に紐解いていきましょう。

・因果応報

宇宙の法則でもある「因果応報」は、良い行いも悪い行いも、必ず自分に回り回って帰ってくるという意味です。この法則の通り、自分の行動が後の自分に影響するならば、わざわざ悪いことをして後の自分の首を締めるよりかは、良い行動をして徳を積んで、後の自分を喜ばせてあげる方が好ましいですね。徳積みをしてプラスのエネルギーをたくさん作ると、そこから派生してポジティブな出来事だたくさん起こります。

・陰徳あれば陽報あり

 中国では昔から、「人知れず良いことを行う人には、必ず良い報いがある」という考えがあります。徳を積むとは、目には見えないし地道な努力ですが、神様・天は必ずそれを見ていて自分に良いこととして返って来ます。それは近い未来かも知れませんし、数十年後か、もしくは来世になるかも知れません。徳を積むことで、仕事の成果や人間関係な度で状況が少しずつ良くなることでしょう。

・六道輪廻

 徳を積むことと、仏教の教えは大きく関係しています。仏教において、人間は亡くなると肉体的には死んでしまいますが、魂は生まれ変わるという考えがあります。六道輪廻と言って、魂は生まれ変わる際に「地獄・餓鬼・畜生・修羅・人間・天上」の6つの階級の間を言ったり来たりします。六道輪廻というと難しい印象になりますが簡単に言い換えると、徳を積むことで今を生きる自分の魂に「徳」の貯金ができるようなイメージです。「徳」の貯金がたくさん溜まると、次に生まれ変わる時に今の自分より高次元の、またはいい条件の存在に生まれ変われるということです。

 

徳積みの種類

徳積みの方法には大きく分けて5つの分類があります。

・体施(たいせ)

自分の身体を動かせて誰かの為になる行いをすることです。家族が使うトイレを掃除したり、家族のために仕事をして働いたり、誰かの看病をすることもここに当てはまります。自分の身体を使って自分の時間を、他の人のために使うことで徳が積めます。

・物施(ぶっせ)

物をプレゼントしたり、自分が持っているものをあげたりすることです。小さくなった子供の服を必要としている人にあげたり、お世話になっている人に手土産を渡したりすることです。ここで抑えたいポイントは、相手が必要としているものをあげること・対価が発生しないこと・見返りを求めないことです。ボランティアの精神で、相手のことを想って相手が喜ぶことをしましょう。

・顔施(がんせ)

自分の顔から周りに良い影響を与えることです。いつも怒った顔をしている人か、ニコニコしている人だったらニコニコしている人に話しかけたくなりますよね。そのように自分の表情を穏やかにして相手が心地い気持ちになるように接することで、人脈が集まり易くなり、人間関係を円滑に進めることができます。

・念施(ねんせ)

人のためを思い、人や世の中が幸せになるように祈ることです。例えば家族の健康を祈ったり、行きつけのお店の繁盛を祈ったり、誰かの健康や成長、発展などポジティブな念を持つことが徳積みになります。

・法施(ほっせ)

誰かの人生が豊かになるように教えることです。他の4つに比べて難しい徳積みです。例えば、仕事の後輩がスムーズに仕事が行えるように方法を教えたり、トレーナーなら理想相手が求める理想の身体に近づけるために教えたり、家族に対して生き方をアドバイスなどをして教えたりすることです。短期でできる徳積みとは違い、時間もかかりますが、得られる徳は他に比べて高いので意識して挑戦してみる価値はあります。

 

具体的な方法

ここからはもっと具体的で今すぐにできる徳積みをご紹介します。徳積みの方法はあげだしたらキリがないので、ここに載せたもの以外にも徳積みがないかな?と考えながらぜひ行動してみてください。

・トイレ・水回り・玄関など家族が使う場所の掃除

・公園・公道など地域の皆が使う場所の掃除/ゴミ拾い

・誰かにプレゼントをする

・相手が喜ぶ一言メッセージを添える

・お誕生日のお祝いをする

・募金をする

・ニコニコして口角をあげて過ごす

・献血をする

・人を笑わせる

・困っている人を助ける

・相手を褒める

・身近で一番大切な人を喜ばせる

・頼まれごとをする

・「ありがとう」と感謝を口にして伝える

・神社にお参りをする/お供えをする

・お墓参りをしてご先祖に感謝をする

・家族を思いやり、健康を祈る

・動物やペットを愛情をかけて大切に育てる

・人の成功をサポートする

・介護をする(後述)

・育児をする(後述)

 

介護・育児をしている人

介護や育児をしている人は、それだけでハイパワーの徳積みができます。その理由の一つに、介護や育児は比較的長期的になり経過年数が多いからです。そして体力・忍耐力など自分の持っている力を相手のために使うからです。

・介護をしている人

介護をするということは、誰かの命を大切に思って行動することでそれが徳積みとなります。介助が必要で体力を使ったり、また自分の時間を割いて相手の使うことも多いです。良くなってほしいと願いながらすることで、体施・物施・念施の3つ以上の徳を同時に積むことができるのです。さらにニコニコ笑顔で行うことで顔施もできるので、相手のためにはもちろん、自分にも必ず帰ってきます。介護は終わりが見えないので、しんどいことや大変なこと、悩み事も多いとも多いと思いますが、徳積みとしては絶好の機会です。

・育児をしている人

介護と同じく、子供が生まれてから成人するまで20年と長期的な期間です。この中で看病をしたりご飯を作ったり、健やかに育つように祈ったり、また時には人生の先輩として教え導くこともあるでしょう。体施・物施・顔施・念施・法施と全ての施しを行うことも可能です。思い通りに行かないこともあると思いますが、必ず子どものため・自分のために全て繋がってきます。だた物施でも述べたように、相手が本当に必要としているものを考える・見返りを求めないことを意識して、独りよがりにならないように注意しましょう。

 

徳積みで気をつけたいこと2つ

・相手本位で考える

徳積みはあくまでも、自分のためではなく、まず第一に相手のことを考えましょう。それが副産物として回り回って自分に返ってくるという考えです。自分優先に考えてしまうと、相手が喜んでいないことをしてしまったり、怒らせてしまったり、困らせてしまったり、せっかく起こした行動がマイナスな結果で終わってしまうからです。

・五戒

そしてもう一つ気をつけたいのは五戒です。

不平不満、愚痴、泣き言、悪口、文句などの五戒を口にしてしまった途端、今まで貯めた「徳」貯金が0になってしまいます。しんどいことや辛い時が仮にあったとしても「今が修行時!」「徳積みキャンペーンだ!」と気合を入れて踏ん張りましょう。きっとその先に明るい未来があります。

 

徳積みをするとどうなる?

徳積みをすると、どんな効果が得られるのでしょうか。徳積みを始めて間もない頃は効果を感じにくいかもしれませんが、軌道に乗ってくると良いことづくしです。

1、周囲から信頼され人間関係が良好になる

相手のことを思いやって普段から感謝を伝えることを忘れないでいると、周りからの印象が格段にアップします。それを続けることで良縁にも恵まれ、仕事や恋愛、友人関係にも変化が訪れることでしょう。

2、家庭が円満になる

家族を愛し、見返りを求めず行動をすることで、家族みんなが幸せに生きられます。ここでは普段の行動も大切ですが、ニコニコ笑顔でいることを一番におすすめします。笑顔の伝染で家族みんなから笑顔が溢れ、良い雰囲気を作ることができます。

3、物事が自然と良い方向へ進む

徳を積むことで自分の周りにプラスのエネルギーが流れます。周りからの信頼も築き上げられ、自分自身も物事を前向きに捉えることができます。そうすると自然に物事はトントン拍子にうまく回り始めます。

4、運が良くなる

因果応報で、良い行いをすればするほど、良い結果が付いて回ります。懸賞が当たったり、金運が上がったり…良い行動をする→嬉しいことが起きる→感謝する…と続けて行くことで、どんどん幸運に恵まれます。

5、欲しかったものが手に入る

徳を積んで運が良くなると、欲しかったものが思いも寄らず手に入ることがあります。また徳を積む人は人間関係が良好な場合が多いので、プレゼントをもらう機会も多くその中で欲しかったものがプレゼントされることもあるようです。

6、前向きで明るい性格になれる

不平や不満を言わず、人のためになることを一生懸命行うことで、精神が磨かれます。そして前向きな気持ちは周りの人にも伝わり、自分の周りの人々にも元気や勇気を与えることができます。その中で新たな挑戦をしたり、今まで気づいていなかった新たな自分の一面に気づくことができるかもしれませんね。

7、身の回りがスッキリ整う

周りの人が使うスペースを整理・掃除することで、綺麗な状態が当たり前になります。身の回りが整うことで、思考も整理整頓され頭もスッキリします。そのような状態で仕事や家事、育児をするととても捗ります。

8、健康的になる

心にパワーがあり気持ちが前向きな人は、心と身体にも健康をもたらします。悩み事や不安を頭の中で上手に消化できるようになり、悩み事がなくなったり、自分で解決する力がつきます。そして睡眠の質も上がり、結果的に健康的になれます。

 

腹黒い?と思う人へ

 私は実際に徳積みを意識して、相手の思いご飯を作ったり、神社に行ったり、身の回りの整理整頓・掃除をしたりしました。「相手がどうしたら喜ぶかな?どうしたら相手のためになるかな」と考えながら過ごしました。しかし相手の喜ぶ顔が頭に浮かぶにと同時に、徳積みだと思って行動をしている腹黒い自分が脳裏をよぎりました。その頃からどんどん腹黒い自分に無性に腹が立ってきました。そこで私はあるお寺の僧侶に心の内を相談しました。

 僧侶は行動することに意味があるという見解でお話をしてくださいました。「たとえ自分のことを腹黒いと思ったとしても、相手のことを思って行動している事実には変わりがないのだから、どんどん行動すべき。そのことによって徳ポイントもどんどん溜まるよ」という見解でした。確かに自分が腹黒いかな?と気にしてしまって行動が萎縮してしまうと、現状何も変われないので、正解でも不正解でもとにかく行動を起こしてみることが大切だと実感しました。

 

「徳を積む」のまとめ

徳積みで大切なことをいくつかお伝えしましたが、最も重要なものは続けることです。日常生活の中でどんな小さなことでも構いません。難しい日は1つでも構いません。できそうなことからコツコツと、続けて行くことで習慣を作りましょう。そうすることで、気づけばあなたの周りにはポジティブなエネルギーが流れ、あなたに関わる人全てが幸せに生きられることでしょう。

徳に関心が高いのであれば、スピリチュアルなことを本格的に学びませんか? スピリチュアルカウンセラー養成講座は、あなたをより高いステージにいざないます。圧倒的な師匠を持ち、体系的に学び、よりよい生き方をして、世の中のお役に立つのです。

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