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知ってご利益UP!今更聞けない神社の基本

 2021/10/10 神社・仏閣 この記事は約 10 分で読めます。 592 Views

 「神社」とはどのようなイメージでしょうか。

神様がいるところ?パワースポット?初詣に行くところ?お願いをするところ?なんとなく通るお散歩ルート?御朱印集めのため?観光?…人それぞれ、神社に対する存在意義・価値観は異なることでしょう。信仰心が強い方、神社が大好きな方は神社についてよく知っているかもしれませんが、実際は「なんとなく」参拝する人も多いのではないでしょうか。今回はそんな人たちのために神社のこと、神様のことを知っていただきたいと思います!基本編・初級編・中級編・上級編・最上級編の5つのレベルに分けて、ご利益を得られる方法をお伝えしていきます。

(基本編)神社への正しい参り方

 神社への参り方はご存知の方も多いかもしれません。改めて自分の参り方が合っていたのか、イメージをしながら照らし合わせてみてください。

 

①入り口の鳥居は、神様のお家の玄関と同じです。鳥居をくぐる前に、神社の本殿に向かって一礼をしてから境内に入りましょう。

②手水をとって清めます。右手でひしゃくを持って水を汲み、左手に水をかけて清めます。次に、ひしゃくを左手に持ち替えて、右手に水をかけ清めます。再度右手に持ち替え水を汲み、左手に水を移してそれで口を濯ぎます。左手を再度清め、最後に水の入ったひしゃくを立てて、持ち手部分を清め、ひしゃくを戻します。

③ご神前へ進み、一礼をしてからお賽銭を入れます。ここでは別れる数字はあまり良くないとされています。

④二礼、二拍手をしてから両手を合わせて祈ります。お祈りの最後に、住所と名前を心の中で言うと神様に見つけてもらいやすいそうです。最後に深々と一礼をします。

⑤境内を出る際も、鳥居の前で本殿に向かって一礼しましょう。

(初級編)神社でできること

 神社にはお札・お守り・絵馬を買う(お受けする)ことができます。そして事前に宮司さんに祈祷をしてもらうこともできます。それぞれどのような意味があるのでしょうか。

お札(お神札)

 家内安全や、火災・疫病から守ってくれるもので、主に自宅・会社などの神棚や高いところにお祀りしたり、門口・柱に貼ることが多いです。

お守り

 お札(お神札)を小さくしたものでです。身につけることで、神様のご加護を受けることができます。除け・良縁・安産・交通安全・学業成就など目的別になっていることが多いです。お札もお守りも、1年間お祀りしたら年末に神社に納めます。お焚き上げをしてもらい、年始に新しいものに変えましょう。

絵馬

 馬の絵が描いた、木の札のことです。お願いしたい事がある時や、お願いが叶った時に感謝の印として神社に奉納します。最近では絵柄が多様化して、干支のもの・神社独自のものなども増えています。

おみくじ

 元々は物事を始める際に、それを初めても良いか神様に意見を仰ぐために行なっていました。鹿占神事、粥占神事など現代にも伝わっています。それらと同様に、個人の運勢や吉凶を占うためにおみくじがあります。引いたおみくじは結果に関わらず、「おみくじ結び所」に結ぶことでさらなるご加護を受けることができます。

ご祈祷

 事前に神社へ申し込むことで宮司さんにうよるご祈祷を受けることができます。その内容は様々で、家内安全・厄年厄払い・事業安全・商売繁盛・事業繁盛・学業成就・受験必勝・無病息災・出産安産・身体健康・交通安全・心願成就…など多岐に渡ります。

(中級編)神社でお願いをしよう!

 神社に参拝する人の目的は様々です。基本的にどんな時に参拝しても良いのですが、参拝する動機は大きく分けて2つあります。お願い事がある時・そしてお願いが叶った時のお礼参りです。お札・お守り・絵馬・おみくじ・祈祷はどちらかといえば「お願いをする」方の意味合いが強いと言えるでしょう。人生で振り返って考えて見ても「お願い」のお参りが多いように思います。

 

・戌の日参り…生後5ヶ月目に入った「戌の日」に、安産を祈願するお参りです。健やかに産まれてくることをお祈りしてもらいます。

・お宮参り…赤ちゃんを氏神様の氏子として認めてもらう儀式です。生後1ヶ月くらいでお参りすることが多いですが、気温や赤ちゃんの体調により前後する場合があります。

・七五三…男女の3歳、男の子の5歳、女の子の7歳の11月15日に晴れ着を着て神社へお参りします。これからも無事に過ごせるように祈ります。

・成人式…1月の成人の日に20歳になった男女がお参りして20歳を迎えられたことを神様に報告します。

・その他…婚礼、厄払いなど

 

 これらの人生儀礼では「ご祈祷」をされる方が多いです。なぜなら「ご祈祷」は神様から受けるご加護のパワーがとても強いとされているからです。社殿に上がって宮司さんに直接、願い事・住所・氏名などを祝詞と一緒に、神様に伝えてもらえるからです。何か強いお願いがある場合は一人でお願いするのも良いですが、ご祈祷してもらうことで願いが成就する近道となるでしょう。

(上級編)お礼参りをする

 神社へお参りするときは、お願いのお参りよりも「お礼参り」を積極的に行うことをおすすめいたします。お礼参りとは、神仏にかけたお願いが成就した時に参拝することです。何か嬉しいことがあったときは、良縁を作ってくださった神様に「おかげさまで〇〇が成就しました。ありがとうございました。」とお礼を言いましょう。何も思いつかない時でも「いつも見守っていただいてありがとうございます。」とお礼を伝えるのが良いです。

 なぜお礼参りが大切なのかわからない、という人は人間関係に置き換えて想像するとわかりやすいかもしれません。「〇〇して!〇〇もお願い!その次は〇〇ね!」と、やたらとお願いばかりしてくる友人と「〇〇してくれてありがとう!それもありがとう!ありがとう!!」とお礼ばかり言ってくれる友人がいたとします。さて、あなたはどちらの友人のお願いを聞きたいと思いますか?神様も同じです。「ありがとう!ありがとう!」とたくさんお礼を言っている人の方が助けたいと思うでしょう。このように「お願い参り」よりも「お礼参り」をすることで、神様のご加護を受けやすくなります。転じて自分の波動が上がり、物事はどんどん希望通りに良い方向に進んでいくことでしょう。

(最上級編)神社でこれをやってみよう!

 今回は運気を劇的にUPさせたい人に是非試して見てほしい3つの方法をお伝えします。一見何も効果が見えなくても、きっと神様に伝わっていますので諦めないでください。(ただし自己責任となります。)

①神社ミッション

 「神社ミッション」と呼ばれている方法です。これは、できるだけ参拝者が少なそうな寂れた神社のお賽銭箱に1万円入れるというものです。金額は1万円じゃないといけない!という訳ではありません。1万円で勇気が必要な人は千円・五千円からでも構わないので試してみましょう。「参拝者が少なそうな・寂れた神社」がポイントです。なぜなら、大きな神社であればもっと大きな金額をお賽銭として奉納する人がいるかもしれないからです。その神社の神様の気持ちになった場合、少額のお賽銭をお供えしてくれる人も大切ですが、急に1万円もお賽銭に入れてくれる人が来たらとても驚かれることでしょう。「この人は護ってあげよう!」と思っていただけるはずです。

 そして神社ミッションをすることで、お金(モノ)への執着がなくなり、その分たくさんのお金や良縁が手元に入ってくるとも言われています。

②神社の掃除

 神社の掃除を行いましょう。神社は神様のお家でもあります。ゴミが落ちていたり、落ち葉がたくさん舞っていたりすると、神様のお家が汚れてしまうことになります。神様のお家を綺麗に保つお手伝いをすることで、神様にも喜んでもらえてご加護を多く受けることができます。

 しかしこちらは注意が必要です。大きな神社になればなるほど、宮司さんやお掃除の担当の方がいる場合があります。勝手にお掃除してはいけない場合もあるかもしれないので、一度事前に神社へ問い合わせてみた方が良いでしょう。

 「神社の掃除」と考えるのではなく、小さいことからでも構いません。参拝した時にたまたまゴミが落ちていたとすると持ち帰って捨てる、お手洗いを借りた時はスリッパを揃えて出る…など、気づいたことからどんどん実践していきましょう。神様がいる神社を美しく保つという意識が大切です。

③毎日神社へ行く

 毎日神社へ行きましょう。「毎日」が難しい人は、お仕事がお休みの日だけでも構いません。今までよりも積極的に神社へ足を運んでみることをおすすめします。神社へ行き「ありがとうございます」とその都度感謝を述べることで、神様のご加護を受けやすくなります。さらに自分自身の現状を「ない」ものばかりに注目するのではなく、「ある」ものに対して感謝ができるため、自分の置かれている状況に対して明るく前向きに捉えることができます。また神社は清々しい場所にある場合が多いので、心身的にもリフレッシュすることができ、心が落ち着きメンタルも整います。

神社の種類

 神社には複数の種類があります。それぞれご利益が異なるため、どこの神社へ行こうか迷った際はご利益を見て決めるのも良いかもしれませんね。今回はよく知られている神社をいくつかご紹介いたします。

稲荷神社

(商売繁盛・五穀豊穣・殖産興業)

稲荷神を祀る神社で、総本社は京都府の「伏見稲荷」です。全国に2万社あると言われています。赤い鳥居や赤い旗が立っているのが特徴です。その名の通り「稲」を意味しており、穀物の神様として信仰されています。また稲に穂がたくさんなるように、商売繁盛としても有名です。

八幡神社

(必勝・役除け開運)

応仁天皇を祀ると言われており、武士・武将によって「武神」として信仰されてきました。総本社は大分県の「宇佐八幡宮」です。全国に4万社あると言われています。

神明社

(五穀豊穣・国家鎮護・開運福徳)

天照大神を祀る神社です。「皇大神社」「天祖神社」とも呼ばれています。総本社は三重県の「伊勢神宮」です。

天満宮

(学問・至誠・厄除け)

菅原道真公を祀る神社で、学問の神様と言われています。多くの受験生が合格祈願に訪れます。全国に約1万2千社あり、総本社は福岡県の「太宰府天満宮」です。

諏訪神社

(五穀豊穣・国土安穏・開運長寿)

建御名方神と八坂刀売神を祀っています。水や風の神様、農耕や開拓の神様として厚く信仰されてきました。総本社は長野県諏訪湖周辺の「諏訪神社」で全国に1万社以上あります。

日吉神社

(家系繁盛・病気平癒・縁結び)

滋賀県にある山王総本宮日吉大社を元に、日本各地に建立された神社です。日吉大社には40のお社があり、全ての神様を総称して「日吉大神」と呼びます。

熊野神社

(縁結び・開運招福・再生)

和歌山県南部にある「熊野三山」を総本山とした神社です。御祭神であるイザナギノミコト・イザナミノミコトは夫婦の始まりであり、日本列島や森羅万象の神を産んだ初めの神様として信仰されております。

住吉神社

(航海安全・交通安全・恋愛成就)

大阪府にある住吉大社が総本社である神社です。底筒男命・中筒男命・表筒男命の三神、神功皇后を祭神としています。航海の神として有名です。

 

まとめ

 日本には「八百万の神」がいると言われているように、今回ご紹介した以外にもたくさんの神様・その神様をお祭りする神社があります。どの神社に行こうか迷った時は、まず初めに住んでいるところから一番近い氏神様へ参拝することをオススメします。氏神様はその地域を古くから守ってくださっている神様です。初めて参拝する場合には、その神様にご挨拶をしましょう。そしてその神社の境内にある小さな社殿である「摂社」「末社」にもぜひごお参りをしてみてください。どんな神様が祀られているか、どんなご利益があるのか…と気にかけてみると、更に身近に感じることができ、ご利益アップに繋がることでしょう。

 参拝した折には「お願い」するのではなく「ありがとうございます」と感謝の気持ちを常に伝えることを意識して神社に参拝しましょう。そうすることで気持ちもポジティブになり、神様のご加護を受けることができ徳積みにも繋がります。

 

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