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古代大陸アトランティスの謎!どんな国だったのか真相に迫る

スピリチュアル 霊能力 この記事は約 7 分で読めます。 511 Views

世界地図を広げてみると、ユーラシア大陸やアフリカ大陸など、学生時代に地理の授業で覚えた見慣れた構図が広がっていると思います。もしその地図が本当の姿でなかったら…?

実は、地球には「アトランティス」という名前の、伝説の大陸があったといわれています。これだけ科学技術が発展した現代で、まだ発見されていない大陸があったとしたら、ワクワクしますよね! 発見されたら、まるで映画『インディ・ジョーンズ』シリーズのような冒険譚が現実のものになります。

果たしてアトランティス大陸とはどんな場所なのか、どんな人々が住んでいたのかなど、今回はアトランティスの伝説に迫ります。

 

アトランティス大陸とは

アトランティス大陸については、噂や都市伝説でなく、書物にその存在が記されたことが認知される発端となっています。

いまより2400年ほど前、古代ギリシャ哲学者ソクラテスの弟子・プラトンが書いた『ティマイオス』と『クリティアス』に起源があります。プラトンは難しい論文のように書くよりも「伝わる」ことに意味があると考え、対話形式で書くことでわかりやすく伝える『対話篇』として伝説を残しました。

その伝説の継承は、プラトンの家系によるものでした。賢者ソロンが紀元前560年頃にエジプトのサイスという地域の神殿に行ったとき、神官よりアトランティス大陸について聞いた話をひとりの男性に伝え、その男性が孫のクリティアスに、クリティアスが自分のひ孫のプラトンに伝えた、と書物の中では書かれています。

アトランティスは国の名前なのですが、あまりの大きさに大陸といわれており、当時のギリシャで最も大きな島と考えられていたキプロス島よりも大きいそうです。現代の大陸でいうと、オーストラリア大陸よりも大きいと予想されています。

どんな国があったのか

アトランティス大陸はヨーロッパ大陸とアフリカ大陸を隔てるジブラルタル海峡の外側の大西洋に位置し、そこには強大な帝国があり、海の神ポセイドンの末裔が王家として統率していたといわれています。

資源が大変豊富で、国内の農業や畜産で暮らしが成り立っており、国は環状水路によってきれいに整備され、中央には10人の王が生まれた場所とされるアクロポリスがありました。また、高度な文明(青銅器文明)も発達しており、絶大な軍事力も備えていました。84万の兵と1万台の戦車、1200隻の軍艦と24万人の乗組員を動員することができるほど、といわれているため、現代の日本に置き換えると仙台市の人口全員を軍隊として動かせるほどの力を持っていたということになります。

地中海も含めて広い領土を支配しており、海の神ポセイドンの末裔がおさめる国であったため栄華を極めていたそうです。

ところが、ポセイドンの末裔が人間と交わるにつれて神性が失われて物質主義にとらわれるようになり、国内外が荒れていきました。そこで全能の神ゼウスは怒り、神々とともにアトランティスへの制裁を決めました。

そこで、紀元前9400年ころにアテナイ(ギリシャの首都アテネ)の連合軍とアトランティスの戦争が勃発した際、アテナイが勝利し、その直後に大地震と洪水が起きてアトランティスは一夜にして沈んでしまったといわれています。オーストラリア大陸に相当する大きさの大陸が一夜にして滅ぶというのは、伝説といえども相当な災害であったと思われます。

 

流行った背景・歴史

失われた大陸アトランティスが古代の伝説であるにもかかわらず、ここまで知られているのは、新大陸発見に沸いた時代の流れが関係しています。

プラトンのいた時代には、伝説・神話・物語としてとらえられていましたが、中世に入るにつれて関心は薄れていきました。

ところが、15世紀頃から大航海時代に入ると、新しい大陸の発見が相次ぎ、アトランティス大陸も見つかるのではないかと、人々の思想に浮上してくるようになりました。

また、当時のキリスト教やユダヤ教では、世界はヨーロッパ・アジア・アフリカの3大陸で成り立つとしていたので、新大陸の存在を納得させるために新大陸の住民を「アトランティス人」と呼んで説明しようとしていました。そこで、本来プラトンが語る大西洋ではない位置の大陸にも、アトランティスの存在が当てはめられるようになりました。

文明が発展するにつれて、アトランティス大陸は実在した大陸ではなく、プラトンが実際にあった帝国の滅亡の教訓を比喩として対話篇に残したのではないか、という見立ても出てきました。

しかし、19世紀に入ると、アトランティス・ブームが再熱してきます。その発端となったのは、ジュール・ヴェルヌの冒険小説『海底二万里』です。この作品は人気を博し、のちに幾度も映画化され、東京ディズニーシーの「海底二万マイル」というアトラクションでも題材にされています。

神智学者のブラヴァツキー夫人にはじまるオカルティズムや、エドガー・ケイシーらに影響を受けたニュー・エイジ思想によって、よりプラトンの語る本来のアトランティスからは離れ、理想化されていくようになり、現代に至ります。

 

現代のアトランティス思想

現代の日本では、アニメやゲームの中でしばしばアトランティス伝説の思想がみられるようになりました。たとえば、アトランティスにはオリハルコンという伝説の金属があったといわれており、『キングダム ハーツ』や『モンスターストライク』といった有名なゲームの中でもレアアイテムとして登場しています。形は違えどもプラトンによって始まった伝説が、現代でも繋がっているといえます。

ただ、オカルティズムやニュー・エイジ思想のようなアトランティス大陸の存在に対する理想というより、もともと伝説の存在をよく知らないと思われる若者層がゲームやアニメの世界観をアトランティス帝国に重ねているため、より本来の伝承とかけ離れた思想となっています。

 

ほかにもある!伝説の大陸「レムリア大陸」と「ムー大陸」

アトランティス大陸のほかに有名な伝説の大陸として、「レムリア大陸」と「ムー大陸」があります。現在ある大陸は6つであり、「第7の大陸」発見に勤しむ人々にとって、アトランティス大陸と並び注目されているのがこれらの大陸です。

レムリア大陸はインド洋に、ムー大陸は大西洋にあったとされ、特にムー大陸は大西洋の面積の半分以上を占める大きさがありながら、1万2000年前の古代に洪水によって沈んでしまったといわれています。アトランティス大陸との共通点として、このふたつの大陸も高度に文明が発展していたとされています。

アトランティス大陸の霊視

ブラヴァツキー夫人を代表として、オカルティズムの時代からしばしばアトランティス大陸を霊視する試みが行われており、前世でアトランティス人やレムリア人だったという人物や、街の様子や国の背景に共通点がみられる証言もあります。

霊視によるアトランティス人たちは、現代よりも高度な科学文明をもっていたそうです。また、「第3の眼が開眼していた」「テレパシーで会話していた」など、なんらかの霊力を持っていたそうで、霊力を持つ者と持たざる者の間で階級もあったといわれています。

ポセイドンの末裔の神性に値するのかもしれませんが、その霊力を奴隷制度をつくったり支配したりするために用いたため、神々の怒りを買い、国が滅んだともいわれています。

 

まとめ 

アトランティス大陸が実在していたのか、いなかったのかは定かではありませんが、世界にはまだ発見されていない大陸もあると、何世代にも渡って人類をワクワクさせてきた伝説であることは間違いありません。 

今後、霊視のできるや、覚醒する人が増えることで、古代アトランティスの真相により迫ることができるかもしれません。

 

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